VivoからVivo NEX 3sが正式に発表されました。Snapdragon 865とFuntouch OS 10に加え、新しいストレージ規格、UFS3.1が採用されています。また、ディスプレイやカメラなどはNEX 3 5G(2019年9月発売)と基本的に同じです。
カメラに関してはトリプルカメラの13MP望遠レンズのみ、F値が2.48→2.46に変更されています。これは体感することのない差と言ってよいでしょう。
Vivo NEX 3sのスペック
Vivo NEX 3sがNEX 3よりアップグレードされた点としては、
- Qualcomm Snapdragon 865
- UFS 3.1+LPDDR5 RAM
- マルチターボ 3.0
- 超高速フラッシュチャージ
- デュアルWiFi + SLAネットワークアクセラレーションエンジン
が挙げられます。Snapdragon 865によって5G対応し、UFS 3.1によって前世代から読み取りは19%、書き込みは37%の高速化が望めます。また、LPDDR5 RAMは省電力やバッテリー寿命の延長に貢献します。
マルチターボ 3.0は液冷によって本体の加熱を防ぎ、高速な動作を維持するのに役立ちます。Vivo Nex 3sのバッテリー容量は4500mAhと大容量ですが、超高速フラッシュチャージにより30分で3000mAhまで充電することができます。
デュアルWiFiはWi-Fi 6に対応しているだけでなく、従来の2.4GHzと5GHzに同時接続し、安定性と通信速度を確保してくれます。SLAネットワークアクセラレーションエンジンは5GとWi-Fiの安定性をモニタリングし、電波状況の悪い環境でもより効率的な通信を行うことができます。
Vivo NEX 3sの価格
Vivo NEX 3sの価格は、ベースモデルの8GB/256GB構成で4998元(約75,500円)、上位モデルの12GB/256GB構成では5298元(約80,080円)となっています。NEX 3 5Gと比較してもはっきりと値下げされており、価格に関しても魅力的です。
ハイスペックでウォーターフォールディスプレイ搭載、通信に関しても文句なしのVivo NEX 3sですが、プロモーションビデオのクオリティはいただけません。
公式動画であるにもかかわらず720p、3DCGアニメーションは「20年前かな?」と思ってしまう仕上がりです。センスとクオリティに関しては今後改善されていくとよいのではないでしょうか。
Vivo NEX 3sは中国で3月14日から発売されます。
Source: Vivo
イヤホンジャック有り、Band 18, 19にも対応!