9月1日にVivo発表予定のVivo NEX 3(5G)の画面占有率が、驚異の99.6%であるということが分かりました。
画面占有率というのは、ボディの大きさに対してディスプレイがどれほどの面積を占めているかを表す値のこと。AppleによるiPhone Xの発売を皮切りに、スマホメーカー各社はいかに画面占有率を上げて没入感のあるディスプレイを実現するかということに躍起になっています。
この動きはVivoも例外ではありません。Vivoは昨年、ポップアップ式のインカメラを搭載した初代Vivo NEXを発売し、画面占有率は92.24%を記録。その後も各社により記録が更新され続けてきました。
今回、WeiboにてVivo公式の予告と、いくつかのリークが投稿され、この端末が5G通信に対応すること、そして画面占有率が99.6%であることなどが明らかになりました。これが本当なら、当然世界最高レベルになります。
この非常に高い画面占有率を実現するために、インカメラは見えない形になり、初代Vivo NEXのようにポップアップ式のインカメラが採用されると見られています。また、以前OPPOとXiaomiが公開していた「有機ELディスプレイの特性を利用して画面下にインカメラを埋め込む技術」が採用される可能性もあります。
スケッチ画像もリーク。Huawei Mate 30似
また、「Vivo NEX 3 5Gのスケッチ」とされる画像もリークされました。スケッチでも確かにディスプレイが大きいのが分かります。
注目したいのは右上のスケッチ。ディスプレイ横側のエッジを拡大したスケッチですが、Fallsと言う文字と滝のイラストが確認できます。おそらく、以前「OPPOの驚異の新デザイン『ウォーターフォール・ディスプレイ』を見よ」の記事で紹介したOPPOのウォーターフォールディスプレイを意識したものでしょう。この記事では「Vivo NEX 3には90度以上の曲面エッジを搭載される」とするリークも紹介しました。
カメラはトリプルカメラで円形に配置されており、後ろのグラデーションや画面のエッジなどはHuawei Mate 30のリーク情報を彷彿とさせます。
NEX 3のスペック
リーカーのAmbhore氏により、この端末のスペックがまとめられています。
vivo NEX 3-
Snapdragon 855 Plus
FHD+ Waterfall display
99.6% STB ratio
64MP Primary camera
UFS 3.0 with F2FS
44W fast charging
3.5mm headphone jack
HIFI
NFC
Unibody
Glass body
4G & 5G variants— Sudhanshu Ambhore (@Sudhanshu1414) August 26, 2019
SoCはやはり現状最高のSnapdragon 855+を搭載。個人的には3.5mmイヤホンジャックが搭載されているのが嬉しいところ。各社多くのフラッグシップ端末がイヤホンジャックを搭載しなくなるなか、Vivo NEXシリーズはいままでもイヤホンジャックを残し続けてきました。
また、他の革新的な特徴のせいで霞んでいますが、ひっそり「64MP Camera」と記載されています。64MPのセンサーを搭載したスマホは、8月にOPPOなどからようやく数機種発表され始めたくらいで、まだほとんど市場には出回っていません。そんなレアなカメラが搭載されているのも、アピールポイントだと言えます。
残るはインカメラの詳細と価格情報のみです。9月1日、Vivoの発表を待つこととしましょう。
技術力とかスゴいけど
画面占有率高いと何がいいの?
シンプルに良さが見つからない
片手だと上まで指届かないし、両手持ち必須になるぐらい操作性落ちるし…
大画面楽しみたければタブレットで良いよねって話だし