コスパモンスターiQOOシリーズが注目を集め、存在感が増しているvivo。
OPPOと同じBBKグループながら、日本での知名度はあまり高くありません。しかし、vivoは世界第6位のスマホメーカーであり、特にインド市場ではサムスンを抜いて二位に輝いています。
今回はその絶好調なvivoによる2020春モデルをご紹介します。
目次
vivoの2020年春新モデル (主要なもの)
(※5/26日現在)タップorクリックで拡大
全体的に性能はかなり高いものの、価格は5万円以下のものが目立ちます。特にiQOOシリーズはフラッグシップの性能を持つにも関わらずかなり価格が抑えられています。
注目の機種をピックアップ
vivoの2020年春モデルの中で、筆者が注目しているスマホを3機種ピックアップして紹介します。
vivo iQOO Z1 / Neo3 5G - 怪物コスパの兄弟スマホ
価格
- iQOO Z1:約34,000円
- iQOO Neo3 5G:約42,000円
主な特徴
- 圧倒的なコストパフォーマンスの5G機
- 144HzリフレッシュレートIPSディスプレイ
- 44W急速充電
vivo iQOO Z1/Neo3 5Gはフラッグシップ並みの5G対応スマートフォンです。Neo3 5Gが先に発売され、Socのみを変更してZ1が発売されました。
iQOOブランド機はゲーミングスマホでありながら、ヘビーなゲーマーでないもののハイスペックスマホを求めるユーザ層からも支持される機種となっています。
ディスプレイはIPSではあるものの、144Hzと世界でもトップレベルのリフレッシュレートを誇ります。充電速度やカメラも水準以上で妥協がないスペックとなっています。コストパフォーマンスは二機種とも驚くほど高く、特にMediatek製Soc、Dimensity 1000+を搭載したiQOO Z1は約3.4万円と信じられない価格です。
AntutuスコアはiQOO Z1が約52万点、Snapdragon 865 5Gを搭載したNeo3 5Gが約57万点とほとんど変わりません。
vivo Z6 5G - 安価なミッドレンジ5G対応スマホ
価格:約35,000円
主な特徴
- 5Gに対応
- 約90.7%の画面占有率
- 44W急速充電
vivo Z6 5Gはフラッグシップに近い性能を持つSnapdragon 765G搭載の5G対応スマホです。iQOO Z1に比べるとやや霞みますが、こちらも間違いなく高コスパです。5Gに対応し、44W高速充電も搭載しています。
Antutuスコアは約30万点と高めで、少なくとも普段使いで困ることはないでしょう。
春モデルに含めなかった新モデル
5月下旬以降もvivoは、Y70sとX50 / X50 Pro / X50 Pro+を発表しています。いずれもvivoのモデルの中では平均レベルのコスパの機種です。
vivoの今後の動向に期待
vivoの春モデルはフラッグシップに匹敵するスマホがほとんどですが、その価格は約3~5万円とミドルレンジ級のものが中心です。ほとんどのスマホが5Gに対応していることも考えると、コスパでは世界トップレベルとも言えるでしょう。
現在は中国とインドマーケット中心の展開ですが、十分世界と戦えるスペックのスマホラインナップです。IPL(インドのプロクリケットリーグ)やFIFAのW杯スポンサーも務めるvivo。知名度を更に上げて、次はグローバルの舞台で戦ってほしいものです。
ええ機種揃ってるけど、肝心の中身がねぇ…
vivoもうちょいOSが扱いやすかったらグローバル展開も伸びそうやけど
まあ、そこをケチる代わりに安くなってると思えば悪くは無いか