つい先月、突如閉鎖となり既存の機種のサポートも終了となったEssential。PH-1の後継機となるEssential Phone 2の開発が中止となるもProject GEMという名の縦長スマホを公開し注目を集めていましたが、結局Essential PH-1が同社唯一のスマートフォンとなることに。
その開発中止となったEssential Phone 2および3の実機画像、コンセプトデザインが、元Essentialデザイナーのケヴィン・ホフマン氏によって公開されました。
Essential Phone 2/PH-2
まずはEssential Phone 2の実機画像から。こうして実機がある通り、Essential Phone 2の開発は進んでいたようですが、2018年5月に開発中止との発表がなされ端末が我々の手に渡ることはありませんでした。
肝心のそのデザインですが、初代Essential Phoneと比べて変わった点は背面が指紋の付きにくいマットガラスになったくらいでしょうか。また他の特徴として、「Essential click link」と呼ばれるシステムをサポートしIP68に対応とのこと(初代はIP54)。仮に実際に発売されていたとしても、SoCが最新のものになる程度のマイナーアップデート版になっていたのではないかと思われます。
Essential Phone 3/PH-3
続いてEssential Phone 3ですが、こちらはコンセプトデザインのみ。他の機種と比べ開発は初期段階だったとのことですが、つい最近今年に入ってまで開発中だったそうです。2は中止となってもProject GEMの後に3を出す予定だったのでしょうか。
上の画像二枚はより初代に近い感じですが、下部ベゼルがより薄くなり背面にはどこかで見たことのあるようなカメラモジュールが鎮座しています。打って変わって下の画像二枚はより近代っぽさを増しており、持ちやすさを重視してか淵はなだらかになっています。
他の特徴としては、初代ではLCDだったディスプレイがOLEDに。またこちらも初代、2同様にアルミニウムフレーム採用となっています。
Essential GEM
既にEssential社や同社創業者兼CEOのアンディ氏によって実機画像が公開されていた本機ですが、こちらもケヴィン氏によって一部スペックと共に公開されました。
この端末はなんといってもその細長いボディが特徴的ですが、こちらコーニンググラスでお馴染みのコーニング社の助力による3Dガラスユニボディとなっています。またディスプレイはEssential Phone 3と同じくOLEDを採用。他に特徴的な部分としては、その丸くて小さい音量ボタンくらいでしょうか。押し心地が気になるところです。
3モデルとも入手は困難
残念ながら、Essential社は既に閉鎖となっているためこれらの端末が世に出ることはありません。Le Max 3のように未発売機種が裏ルートでセルラーに渡り通販で購入できるという稀な例もありますが、我々個人が手に入れることはほぼできないと言ってもいいでしょう。またアンディ氏が、Essential Phoneのような新しい機種を作ってくれることを祈るばかりです。
Source:androidcentral
あー、デザインだけ見てもこれは特徴なくてだめだわ
2019年にハイエンド機が背面指紋認証とか、利便性はともかく訴求力はないな
もうスマホは大資本が物量で押しつぶす時代になったのかな
htcとソニー、各国に散在するドメスティックなメーカーはそれでも頑張ってほしい