スマホにまつわる様々なテーマを設定し、議論するテレクトリスト・ディスカッション。
第5弾となる今回のテーマは、「おすすめMVNO」です。
スマホユーザーの間に浸透しつつある格安SIM。ただ、通信業者が多すぎて迷ってしまう......という方も多いのではないでしょうか。
今回は、各ライターの実体験に基づくイチオシMVNOをご紹介。
これまで同様、コメント欄への投稿もお待ちしています!
前回の結果
前回は、「スマホの液晶は有機EL派?液晶派?」というテーマで、ライター同士のディスカッション・Twitter上の読者アンケートを実施。
読者アンケートの結果は下記の通り。IPS派も一定数いるものの、有機ELが優勢という結果になっています。
スマホのディスプレイ、あなたは...
— テレクトリスト (@telektlist) September 28, 2019
今回の結果
今回は、「使用したことのあるMVNO」という条件を設けました。また、Y!mobileやUQモバイルのような、大手キャリアのサブブランド系も選択可能としています。
結果として、意見は見事にバラバラ。筆者を含む4名のライターが、異なった4社を挙げる形になりました。
OCN モバイル ONE
<回答者>TERUN
国内MVNOで唯一、音声SIMの日割りプランを選べる点が主な理由です。
通信制限を経験したことがある方なら、あの“月末のはがゆさ”を二度と味わいたくないですよね?
OCN モバイル ONEなら、最安で110MB/日という日割りプランを選べます。使わなかった分は翌日に繰り越しも可能。
様々なサービスを渡り歩きましたが、WiMAXと併用の自分にとって、OCNの日割りプランが最適解です。また、オススメのポイントを追加で2つ挙げたいと思います。
①165円の追加料金で使える、050+のIP電話サービスが便利。固定電話に8円/3分間で電話可能となっており、居酒屋の予約などに活用できます。
②セット割の利用で、スマホ本体を格安で購入可能。現時点での例として、Huawei P30 Liteが12,800円(税込14,080円)。MNPの場合、さらに5,000円引きです!
オーソドックスな月単位プランの前半で通信容量を使い切ってしまい、後半は不便に耐える......という経験をした方も多いのではないかと思います。
その点を考えると、通信容量を「日単位」で管理できるプランは魅力的ですね。
また、端末を安く購入できるセット割では、最近話題のOppoも取り扱っています。
https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html
mineo
<回答者>telektlist管理人
通信速度が遅すぎるということはなく、安価。
何よりフォーラムが充実していて、運営の対応がしっかりしている点に安心感を感じます。
大手キャリアから乗り換える方にとって、対応の充実は魅力的ではないでしょうか。また、通信容量をmineoユーザー全員で貯蔵&引き出しすることができる、フリータンクというシステムもユニークです。
友人同士なら、余った通信容量をギフトとして直接贈り合えるのも無駄が無くて良いと思います。全体的に見て、ユーザーフレンドリーな格安SIMです。
月額料金の安さと引き換えに、大手キャリアのような手厚いサポート体制は期待しづらいMVNO。
そうした不安を払拭するかのように、mineoはブランドステートメントとして「Fun with Fans !」を掲げており、ユーザーと共に歩んでいく姿勢を明確にしています。
UQモバイル
<回答者>yamamoto
(理由①)
データ通信において、「高速モード」と「節約モード」を使い分けられる点。状況に応じて節約モードを活用すれば、通信容量を抑えることが可能です。(理由②)
親会社のauと同等レベルの通信品質を確保。そのため、MVNOとしては価格に割高感もありますが、通話に関するサービスが手厚くなっています。
例えば「ぴったりプランS」の場合、「1か月で合計60分間の無料通話 or 1回5分以内の無料通話(何度でも)」を選択可能です。(理由③)
ショップが多く、サポート環境が整っている点も魅力だと思います。
運営元がKDDIグループであることから、auと同等レベルの通信品質を強みとするUQモバイル。
ただ、中華スマホはau系LTEバンドに非対応の機種も多く、SIMフリー端末の運用は少し不利になりそうです。
楽天モバイル
<回答者>早川あさひ(筆者)
理由①母体企業の規模
今後の設備投資やトラブル対応などを考えた場合、母体企業が大きな方が個人的に安心です。また、無類のサッカー好きとしては、ヴィッセル神戸を保有する企業というのも魅力の一つでした。理由②各種サービスとの統一感
私は楽天カードを愛用し、楽天ペイや楽天市場などのサービスも利用しています。シンプルな暮らしを信条としているため、通信も同じ企業のサービスで統一できることはプラスです。理由③価格.com経由のお得なキャンペーン
時期によってキャンペーン内容は異なりますが、私が申し込みをした時は、現金11,100円のキャッシュバックが存在。途中解約の違約金さえ気にならなくなる額に目がくらみました。上記以外にも、通話かけ放題がお得になる「スーパーホーダイ」などの独自プランは非常に魅力的です。現状も使っていて特に不満はありません。
最後は、筆者自身の意見をご紹介。
通話メインのSIM+データ専用SIMの2枚運用を想定しており、前者のSIM選びでは通信速度を重要視しませんでした。そのため、キャンペーンなどを考慮して楽天モバイルを選択。
スーパーホーダイの電話かけ放題(1回10分以内)は、非常に役立っています。
まとめ
スマホを快適に使う上で非常に重要な「通信速度」だけでなく、「サービス(サポート体制)」「独自システム」を決め手としているライターも多い印象を受けました。
大手キャリアとの比較で、どうしても通信速度が見劣りしがちなMVNO。ユーザーにとっては、それ以外のポイントが重要と言えるのかもしれませんね。
読者の皆さまのイチオシMVNOはどこでしょうか?コメント欄へのご意見をお待ちしています。
ソフトバンク回線が使えるっていう意味でLINEモバイルもあり