これまでSnapdragon 888の後継モデルはもっぱらSnapdragon 895(仮称)と呼ばれていました。しかし、著名リーカーIce UniverseによるとSnapdragon 898という名称になるようです。動作クロックは最大3.09GHzとなり、その性能はSnapdragon 888/888+を大きく上回ると予想されています。
Snapdragon 898の最大クロックは3.09GHzへ到達
著名リーカーのIce Universe氏が、Snapdragon 898に関する情報をWeiboに投稿しています。
Snapdragon 898はARMの最新CPU、Cortex-X2を採用するようです。動作クロックは最大3.09GHzで、Snapdragon 888に搭載されているCortex-X1の2.84GHzを上回ります。Snapdragon 888+では約3GHzまでクロックアップされていますが、Cortex-X2はそれ以上の性能です。
Cortex-X2はARMの新しいアーキテクチャであるArmv9を採用し、Cortex-A710とCortex-A510もセットで搭載します。Cortex-X1+A78+A55だったSnapdragon 888より、パフォーマンス・エネルギー効率が大幅に向上しているようです。
さらにパワーアップしたSnapdragon 898+も登場か
また、来年後半にはSnapdragon 898をアップグレードしたSnapdragon 898+も登場するようです。最近はまず無印モデルが発表され、そのあとに+モデルが発表されるという流れが続いていますね。
Snapdragon 898はサムスンの4nmプロセスで製造されますが、Snapdragon 898+はTSMCの4nmプロセスで製造されるようです。
誰がこの性能求めてるねん。