来年度のSnapdragon 800シリーズ最新SoCとなるであろう、Snapdragon 895(仮称)は、サムスンの4nmプロセス製造となるとのリークがでました。。
TSMC製造とするリークもある中、AppleがTSMCの4nmプロセス製造チップの初期供給を抑えたとの情報もあり、Snapdragon 895はサムスン製造となる模様です。
Snapdragon 895およびExynos 2200双方ともサムスン製造か
Samsung Foundry makes the next Snapdragon AP (Waipio, maybe 895) and Exynos 2200.
Both are 4nm, not 5nm.
Samsung renamed their 5LPA (3rd Gen 5nm) -> 4LPE (1st Gen 4nm).
Because there is no performance difference between 5LPA and 4LPE.from my source Hades (7/8 correct) pic.twitter.com/pXNT5kAifJ
— Mauri QHD (@MauriQHD) June 5, 2021
サムスンやSoCに関するリークに定評のある、Marui QHD氏によると、次世代Snapdragon 800シリーズチップとなるSnapdragon 895およびExynos 2200はサムスンの4nmプロセス製造となるとのこと。
一方で、Lenovoモバイル部門のゼネラルマネージャーは、Snapdragon 895はTSMC製造となると述べており、実際にどちらなのかは確かではありません。
ただ、サムスン製造としているリーカーには、ディスプレイ関連に定評のあるRoland氏、韓国メーカー関連に定評のあるTron氏などがおり、より信憑性がありそうです。
Snapdragon 895がサムスン製造だとされる理由
海外メディアwccftechは、Snapdragon 895がサムスン製造だろうとされる理由を以下の通り挙げています。
- サムスンがSnapdragon X65 5Gモデムを4nmプロセスで製造するとされているから
- Qualcommは、Snapdragon 888製造のためサムスンに850万ドルを払ったとされており、その際にSnapdragon 895製造に関しても合意がなされた可能性(TSMCよりもサムスンの方が安いからか)
- AppleがTSMCの4nmおよび3nmプロセス製造チップの初期供給を既に抑えているとされているから
SoCの製造元がサムスンかTSMCかは時々議題に上がる問題であり、AndroidスマホだけでなくiPhoneにおいても話題になったことがあります。
一般的にはTSMCの方が優れているとされていますが、近年のSnapdragon 800シリーズでは、820~845&888をサムスン、855~870をTSMCが製造を担当していました。
例年通りであれば、年末のQualcomm年次イベントにて発表されるであろうSnapdragon 895。その発表までにはまだ半年程あり、実際にサムスン製造かどうかなど、今後更なる情報が明らかとなってくることでしょう。
やったぜ