iPhone SE2はこんな姿に、ならないかもしれません…。
世界中のみんなが待ち望んできた新しいiPhone SE。それはきっとSEと同じコンパクトな躯体いながらフルディスプレイで、カメラの突起もない、理想的な端末…。
実はiPhone SEはiPhone史上最も販売台数が少なかったモデルです。とはいえ、根強い小型機種を好むファンから未だに愛されています。
そして後継機となるiPhone SE2(仮)が発売される、いやされない、お願いだから開発してくれ、という希望的観測と議論がここ数年の間繰り返されてきました。当サイトの予測は小型SE2の発売は無い、というものです。
そんな終わらないiPhone SE2論争も、これで幕となるかもしれません。Apple製品のリーク情報で絶大な信頼を得るミンチー・クオ氏がiPhone SE2に関する予測を発表しました。
まず、iPhone 8の躯体をベースにし、ディスプレイサイズは据え置きの4.7インチ。ホームボタンなどパーツを流用しながらも、プロセッサは最新のA13を搭載でメモリも3GBに(iPhone11は4GB)。そして2020年の第1四半期(1~3月)に発表されるというのです。
いかがでしょう、どう感じました? 私は「それはiPhone 8sだ」と思いました。
現在、AppleはiPhone 8を449ドルまで大幅値下げしており、事実上の低価格モデルとして販売を継続しています。そのままの姿で「iPhone SE2」という名称になれば混乱を生みそうですが、2年前のモデルとなったiPhone 8をパワーアップさせ、廉価版として再販するのでしょう。
一方、小型スマホの需要が根強い日本では、iPhone SEのロングヒットは価格ではなくサイズ感によるものとされています。実際にスマホのスペックを気にしないユーザーたちは、今でもiPhone SEを手にしています。買い替えを我慢している、というよりもSNSを利用するだけならSEで十分なんですね。
とはいえ、Appleが低価格のiPhoneを発売することは朗報です。価格がどんどん吊り上がっていった2018年頃からの明確な方針転換だと言えそうです。
追記:他のスペックも予想される
ミンチー・クオ氏は詳細なスペックにも立ち入って予想しています。
それによると、ストレージ容量は64GBと128GBの2種類、本体カラーはシルバー・スペースグレイ、レッドの3色。3D TouchはiPhone 11シリーズと同じく非搭載であるとのこと。
また、iPhone SE2の生産台数は月2~400万台になるとサプライヤーがAppleから通達されているとクオ氏は述べており、来年一杯の販売台数は3000万台を超えると予想しています。
Source: forbes.com
ドル高でiPhone 6sが高くなりすぎたからSEが投入された、という経緯を知っていれば、「小型だから売れた」とは口が裂けても言えんと思うのだが…
あと、ロングヒットの定義を教えて欲しい。
少数のSE信者が何年も叫んでるのを見て「ロングヒット」って言ってるのなら、中々クレイジー。