折り畳みスマートフォンなどディスプレイの技術に定評があるサムスン。サムスンの子会社であるサムスンディスプレイは、先日になり巻き取り式ディスプレイおよびスライド式ディスプレイの発表を予告するWebサイトを公開しました。
「折る」から「伸ばす」と「巻く」へ
サムスンディスプレイは巻き取り式ディスプレイおよびスライド式ディスプレイの二種の開発が進んでいることを公式に認めています。よって、開発は順調に進んでいるかつ製品としてのディスプレイが正式に発表されるタイミングが迫っていると考えられるでしょう。
二つの新ディスプレイ技術について同社から詳細は明かされていませんが、公式サイトにアップされた上記の画像からそれぞれのイメージを掴むことができます。
巻き取り式ディスプレイについてはその名前の通り「巻き取る」ということが可能になっています。また、スライド式ディスプレイについても「伸ばす」という動作ができるようです。OPPOもスライド式ディスプレイを採用した新製品を開発中*ですが、製品化にはまだ至っていません。よって、サムスンとOPPOの間で品質とスピードを競うバトルの展開が予想されます。
*コンセプトモデルはすでに発表済み
サムスンによる折り畳み式ディスプレイはGalaxy Z FlipシリーズおよびGalaxy Z Foldシリーズに採用されています。新製品が出るにつれその折り畳み式ディスプレイの耐久性や品質など技術の進歩が反映されていることが印象的です。
一方で巻き取り式ディスプレイとスライド式ディスプレイはまだまだ開発途中の技術であり、今後どれだけ実用化がされてくるかに期待がされます。製品化が可能な品質まで達した場合、Galaxy Zのシリーズラインから新たな機種も登場することになるでしょう。
Source:サムスンディスプレイ
TCLも同じ技術見せてたな