【4月23日 13:10追記】
Realme X50m 5Gが発表されました。4月29日より中国で発売。今朝ご紹介したTENAA上でのRealme RMX2142とスペックは一致します(SocはSnapdragon 765G。)
価格は、下記の通りです。
6 GB RAM + 128 GB: 1,999元 (約3万円)
8 GB RAM + 128 GB: 2,299元 (約3.5万円)
ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzです。ミッドレンジ機という位置づけですが、5G機で3万円前後という価格は安いですね。
中国政府の認証機関であるTENAAのウェブサイトにて、Realme X3らしき端末(Realme RMX2142)の情報が登録されていることが確認されました。発売当時、Snapdragon 730G搭載で2万円台という衝撃の安さで話題を集めたRealme X2の後継機と見られます。
なお、1月に発表された同じくRealme XシリーズのRealme X50との関係性は不明です。
ただし、結論から言ってしまうと、Realme X3は多くの面でRealme X50とほぼ一致した特徴を持っています。
外観と一部スペックは確定
いつものように、TENAAでは本体の4方向からのレンダリング写真と、技術的なスペック情報が公開されています。
それでは、まず外観から見ていきましょう。
背面はよくあるタイプのデザインで、こちらから見て左上にカメラモジュールが置かれていることがわかります。カメラの数は4つ(クアッドカメラ)で、Realme X50と比べてもほとんど変わっていません。左下にはRealmeロゴがデザインされています。
ディスプレイ面を見ると、左上にデュアルパンチホールタイプのインカメラを確認できます。これも、Realme X50とほぼ同じデザインです。
ディスプレイは暗すぎて他が何もわからないので、簡単に色を調整してみます。
少し明るさを調整すると、ベゼルの太さくらいならわかるようになりました。特に下ベゼルはかなり細めに感じます。X50と比べてもいくらか進歩しているのではないでしょうか。
側面からのレンダリングは左右からの二枚が公開されています。左側から見たところでは特に何もなさそうです。
カメラモジュールがある部分と同じ方向に、側面設置タイプの指紋センサーが置かれています。Realme X2/X2 Pro、X50 Proではどれも画面内指紋認証が採用されており、側面指紋認証が搭載されているのはX50を含めて2機種目になります。
公開された情報では、ディスプレイは6.57インチのTFT液晶で、左上のパンチホール型インカメラ2機はそれぞれ16MPと2MPになっています。
SoCの具体的な名前は明かされていませんが、クロック周波数が2.4GHzでオクタコアかつ5G対応であるということから、X50と同じSnapdragon 765Gである可能性が高いと見られています。
上位モデルについての情報も
タイでは、NBTCという認証機関が「Realme X3 Superzoom(型番:RMX2086)」という、X3の上位モデルに認証を与えています。RMX2086という名前ではGeekbenchにも情報が公開されており、「msmnile」という名前のマザーボードが登録されています。
「msmnile」はRealme X2 Proで開発されたものと同じマザーボードですので、おそらくこのRealme X3 Superzoomには、X2 Proと同じSnapdragon 855+が搭載されるものと見られます。
ほぼ同じように見えるけどX50シリーズとはまた別なのか…