Realmeは24日、中国国内向けの発売が予告されている新型スマートフォン「Realme GT」の価格を発表し、最上位SoCであるSnapdragon 888を搭載した同モデルが「2999元(約5万円))以下」からの発売になることを明らかにしました。
なお、2月25日時点のSnapdragon 888搭載最安機はRedmi K40 Proの2,799元(約4.6万円)となります。
Realme GTの正式発表は3月4日になる予定ですが、Redmi K40 Proを下回る史上最安値の価格設定で発表する可能性は高いでしょう。
Realme GT = 噂されていたRealme Race
Realme GTは、3月4日に中国市場向けの正式発表が予定されているRealmeの新型スマートフォンです。Snapdragon 888を搭載するハイエンドラインのスマホですが、今まで同社がRealme X50 Proなどのハイエンド機種を投入してきた「Realme Xシリーズ」とは異なる完全新ラインでのリリースとなっています。
なお、Realme GTは既に数か月前から写真などのリーク情報があがっていた「Realme Race」と同じ製品であるとされており、それらの情報と合わせてある程度のスペックを事前にうかがい知ることができます。
まずは公式に明らかになっているスマホ本体の映像や写真を見てみましょう。
全体の質感としては、昨年発表されていたRealme X3 SuperzoomやX50 Pro Playerなどを彷彿とさせるRealmeらしい縦縞のグラデーションカラーが印象的です。昨年のX3シリーズの時点ではカメラ部分だけのシンプルな丸角の矩形だったカメラモジュールが、X7以降は近ごろ多く見られる横長の大きなものに変わっています。
なお、レザー風の筐体を採用した「戦神特別版・曙光」も予告されており、こちらは少し高価になりそうです。
「Realme Race」改め「Realme GT」に関するリークでは、同機種がSnapdragon 888を搭載するということのほかに、12+256GBの大容量ストレージバリアントが存在すること、ディスプレイが160Hz 3Kの超高速高解像度のものになることなどがわかっており、カメラは公式の画像から64MPのトリプルカメラが採用されることが確定しています。
また、お得意の65W急速充電に対応することが3Cに登録された情報から明らかになっています。
Realme GTの予約台数は100万台突破?
公式WeiboによるとRealme GTの予約台数は既に100万台を突破したようです。価格も最終決定していないのでキャンセル可能な予約件数だとは思いますが、Realme GTの中国市場における注目度はかなり高いそうです。
今後グローバル展開も予定
この製品は初めに中国市場向けにリリースされる予定ですが、その後にヨーロッパ市場をはじめとしたグローバル展開が行われる可能性が高いといわれています。
今回、Realmeのヨーロッパ向け公式Twitterは早くもRealme GT発表の予告をしており、公式に明言されているわけではないものの、Realme GTが今後グローバル市場にも投入されることはほぼ確実です。
グローバル版では中国向けモデルの価格よりはいくらか高価になると考えられますが、それでもなお最安級の価格で提供されるとみてよさそうです。
Source:Weibo
価格はあくまで中国だけ