実機レビュー：vivo iQOO Neo 855【ハード良し、ソフト駄目】

vivo iQOO Neo 855は2019年11月に発売されたゲーミングスマホです。

vivo iQOO Neoのアップグレードモデルで、ゲーミングスマホとしてのコンセプトを保ちつつ、独自の冷却機能であるCooling Turboが強化、より高いバッテリー性能を備えています。

投稿してくださったあっち様、ありがとうございました。

vivo iQOO Neo 855のスペック概要

https://telektlist.com/smartphone_info/vivo-iqoo-neo-855/

購入について

　購入の決め手

値段が安く、かつ高性能であることを期待して買いました。

　購入場所・購入価格

Aliexpress　33000円弱

　購入モデル

大陸版　iQOO Neo 855　メモリ6Gストレージ128G　本体パープル

化粧箱・付属品

化粧箱はiQOOのロゴのみが印刷されており、非常にシンプルなデザインでした。特につぶれたり凹んだりしている箇所はなく、良好な状態で届きました。

付属品はクリアの本体ケース、Type C ケーブル、高速充電器、Simピンで、保護フィルムは最初から貼られていました。

本体デザイン

本体の背面は紫のグラデーションになっており、とても綺麗です。ですが、ツヤツヤの質感になっていて、ケースをつけずに使うと指紋がベタベタについてしまうと思います。

私は付属のクリアケースに入れて使っていますが、クリアとは言っても完全な透明色というわけではないので、かなり色がくすんで見えてしまいます。

　ディスプレイ

AMOLEDの画面はむちゃくちゃ綺麗で、以前に使っていたMiMIX2Sの画面は若干黄ばんでいたこともあり、とても満足しています。

ソフトウェア・アプリ

FuntouchOSが最初から搭載されており、iPhoneに沿った作りです。アプリアイコンが全部並んでいたり、画面下からスライドすることでセンターを表示させたりする機能があります。

しかし私はAndroid一筋なので合わず、速攻Novaランチャーに変えてしまいました。

　独自機能

本体の左にショートカットキーがついています。二度押しすると写真機能の一つである翻訳アプリが起動します。

また、液冷らしいのですが、ユニゾンエアーを１時間やっても全く熱くならないのは凄いと思います。

W Wifiが搭載されており、2.4Gと5GのWifiに一つずつアクセスできます。CA的な効果があるっぽいのですが、体感はできていません。

動作・ゲーム性能

ユニゾンエアーをやってみましたが、処理落ちなどは全く見受けられません。たまに誤反応しますが、スマートフォン本体の問題ではなくアプリの問題のようです。

Antutuスコアは480000点を超えます。（省電力を切ってモンスターモードをオンにした状態）

ぶっちゃけここまで高性能でなくてもいいのですが、さすがにどんな操作をしてももたつくことはありませんね。

カメラ性能・写真サンプル

あまりカメラに関心がないのでさらっとレビューしていきます。

特に悪いとは思わないですし、超広角モードもあってなかなか便利になっています。

また、カメラ性能に含まれるかどうかはわかりませんが、英語や中国語の文章を読み取って画像上で翻訳するアプリが入っており地味に便利です。中→日、英→日も可能でした。

スピーカー・音質

音量、音質共標準的なレベルだと思います。

通話は試していないのでわかりません。

電池持ち・充電速度の印象

凄い良いの一言に尽きます。

待機状態であればほとんど電力を消費しないし、充電も爆速です。

現状メインでは使用していませんが、おそらく日常使いで困ることはありえません。

まとめ

　良い点

　悪い点

　全体的な感想

現状、855Plusに次ぐ性能のSocを搭載しているにもかかわらず値段は3万円代です。かなりの高コスパ機だと思います。

ただ、Socに全振りしてるかというと決してそんなことは無く、いつまでも見ていたくなる背面デザイン、綺麗な画面、長時間使えて高速充電可能なバッテリー、熱くならない本体など、ハード面ではとんでもないレベルで良いです。

一方、FuntouchOSは使いにくいし、そのままではランチャーを変えて固定するのも至難です。ランチャーを固定するためにはVivoアカウントが必須で、それも中国の電話番号無しだと一手間二手間必要です。

初めての中華スマホでおススメ出来るものではないですが、全て乗り越えていける自信がある方にはほんとうに強くお勧めします。

評価： 4.5/5点

　購入リンク

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