実機レビュー：Rakuten Mini【サブ端末に最適】

Rakuten Miniは2020年1月に発売されたスマートフォンで、3.6インチディスプレイにSnapdragon 439を搭載しているのが特徴です。

投稿してくださったケンタロウ様、ありがとうございました。

Rakuten Miniのスペック概要

購入について

購入の決め手

世界最小でおサイフケータイに対応していること

購入場所・購入時期・購入価格

購入場所：楽天モバイル楽天市場店
購入時期：2020年4月
購入価格：21800円（税込み）

購入モデル

クリムゾンレッド

化粧箱・付属品

化粧箱からして小さいです。箱は固い紙箱でしっかりしており、シンプルなデザインとなっています。高級感があるというほどではないですが、安っぽさは感じられません。

付属品は、充電用のACアダプタとケーブルのほかは、USB-TypeC - 3.5ｍｍイヤホンジャックの変換コードのみです。

本体デザイン

事前に本体サイズの四角を紙に書いてイメージしていましたが、実際持ってみると想像以上に小さいです。

クリムゾンレッドとのことで、楽天イーグルスのエンジっぽいくすんだ赤をイメージしていましたが、明るい感じの赤でした。プラスチックだとは思いますが安っぽくはなく、光沢がきれいですが指紋が目立ちそうです。

ディスプレイ

ふつうのTFT液晶ですが、きれいだと思います。バッテリーの持ちも考慮して明るさを落としていますが見やすい画面です。

ソフトウェア・アプリ

ホーム画面の独自の配列はなじめなさそうなのですぐに変更しました。壁紙を変更できないので、ランチャーアプリでいじるしかなさそうです。

楽天のアプリがごそっと入っているので、メインのスマホで使っているものはこっちに集約しようと思います。

動作・ゲーム性能

ゲームはしないので無評価です。

あまりアプリを入れていない状態なので、動作は思った以上にスムーズで、YouTubeの動画も引っかかることなく再生されます。

カメラ性能・写真サンプル

暗所では試していないので無評価です。

明るさが十分な場面ではそこそこ写りますが、四隅の描写は甘い印象を受けます。

遠景はともかく、小物を接写しようとするとピントが合うのが遅いです。とくに際立った点もありませんが、SNS等にアップする程度なら不都合はありません。

電池持ち・充電速度の印象

実質１日目ですが、100％の状態から8時間経って残り70％でした。WEB閲覧をトータル30分前後、カメラとおサイフケータイ関連の操作を数分ずつ行なった程度です。サブ端末として、頻繁に操作することがなければ、家を出てから夜帰るまでは十分に持つ印象を受けました。

就寝前に充電ケーブルをつなぐのを忘れなければどうにかなりそうですが、保険としてモバイルバッテリーはあったほうが安心です。

その他

国内では数少ないeSIM対応の端末で、アクティベーション時に失敗した、と思いました。Wi-Fiでネットにつながるようにしたあと、アクティベーション用のQRコードを読み込んで楽天にログインするのですが、IDとPWを入れたあと、ログイン完了にならずに白い画面のままずいぶん待たされたので、つい戻るボタンを押してしまいました。

そこで、再度QRコードを読み込むと、「このQRコードは期限切れです」との表示が……。サポートに問い合わせて対応してもらわなければならないのかと思いましたが、「my rakuten mobile」を開いて申し込み履歴を確認したら、そこから開通手続きを継続できました。「期限切れ」の表示は、アクティベーションに使用して済んでいる、という意味のようでした。

まとめ

良い点

悪い点

全体的な感想

値段が安い割に、Felicaを搭載していたり、防滴程度とはいえ多少の水濡れは気にせず使えるなど、ただ小さいだけの端末で終わらないところが良いです。

性能的にはどれも特筆すべき点はありませんが、逆にずば抜けて不満な点もなく、2台目3台目として十分です。当初から、モバイルルーター代わりとしての用途を開発側が考慮していて、テザリングがしやすいのも良いです。

なにより、1年間は無料でほぼ使い放題という点が、この端末を試してみようというハードルを下げていると思います。

評価： 3/5点

価格・購入先

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