実機レビュー:Galaxy A20 - 有機ELはGalaxy S8以上

このレビューは日本で発売されたGalaxy A30の下位モデル、「Galaxy A20」のテレクトリスト読者による実機レビューです。

doghair様、レビュー投稿ありがとうございました。

Galaxy A20のスペック概要

Galaxy A20はGalaxy Aシリーズの中でも廉価版にあたるモデルです。廉価版とは言うものの性能はバランスが良く、完成度の高いモデルです。

基本スペック
ディスプレイ6.4インチ, 720 x 1560, 有機ELディスプレイ, 268ppi
サイズ158.4 x 74.7 x 7.8mm, 169g
システム
OSAndroid 9.0 (Pie)
SocSamsung Exynos 7884
CPU1.6 GHz x2 & 1.35 GHz x6 8コア, 1.6 GHz
メモリ(RAM) 3GB
ストレージ 32GB,  microSD最大512GBまで
カメラ
メインカメラ 13 + 5MP, F値/1.9, デュアルカメラ, LEDフラッシュ
前面カメラ 8MP, F値/2.0
センサ類 指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, コンパス, 顔認証ロック
機能防水 IPX 8, 水面下での使用が可能, イヤホンジャック あり
その他特徴VoLTE
バッテリーmicroUSB 2.0, 4000mAh

化粧箱・付属品

エントリー機レベルの外装でした。薄めのスリーブに入っており、中箱もiPhone等とは比べ物になりませんが、特に問題はありません。

充電器、イヤホン、USB-Cケーブル、SIMピンと数部のガイドが同梱されていました。

本体デザイン

背面はガラスで、カメラと指紋センサーがシンプルに配置されています。手触りはツルツルしていますが、サイズが比較的大きく、エッジが立っているので手の中での収まりは悪くないです。ただし片手での操作は多くの場合困難かと思います。

エントリーモデルですが、チープな感じはなく、メイン機としても利用できるものだと思います。

ディスプレイ

画面は水滴型ノッチ以外、ほぼ全面AMOLED(有機ELディスプレイ)で占められており、発色も良く黒も締まっており、見やすさは高レベルです。Galaxy S8と比べても格段に進化していると感じます。

ソフトウェア・アプリ

AndroidベースのOne UIが採用されており、大画面でも片手で指の届きやすい工夫がされており、非常に使いやすいです。

また、ノッチを意識したステータスバーの配置が考慮されているため、必要な情報が効率よく表示されている印象です。

加えてナビゲーションバーが最下部からのスライドでの動作となり、スライド位置ガイド表示もあるため、効率よく画面が利用できると同時に次の操作に戸惑うことも回避できています。

独自機能

UQモバイルで利用可能でした(東京都内)

処理性能・Antutuスコア

ゲームは未確認ですが、通常のアプリを使用する分には全くといっていいほど問題はありません。複数のアプリを立ち上げても、特にスローダウンを感じる場面はありませんでした。

カメラ性能・写真サンプル

標準に加え広角レンズも備えており、通常の撮影において不足はありません。夜間の明るさも十分に許容範囲です。

強いて言えばマクロ機能があれば言うことはありませんが、価格からして十分な性能を確保していると思います。

以下はGalaxy A20で撮影した写真サンプルです。(画像クリックでフルサイズ表示。ファイルサイズにご注意ください)

スピーカー・音質

イヤホン使用のため特に気にしていなかったが、単体で聞くに堪えるレベルを確保しています。

電池持ち・充電速度の印象

15w急速充電に対応しており便利。電池持ちも画面サイズを考慮しても良いほうだと感じます。

まとめ

良い点

  1. 高速な顔面認証
  2. きれいな画面

全体的な感想

直輸入モデルであり、実際の通信可否も自己責任となるため、そのあたりのリスクを受け入れられる方のみへのおススメとなりますが、実際に使用した印象として、エントリークラスではなくミドルクラスレベルのスペックとなっています。

おサイフケータイ、防水対応ではありませんが、格安SIMかつDSDVの運用を検討されている方にはとてもおすすめできます(UQ+NEXTで稼働実績あり)

満足度:10点満点中8点

購入について

購入の決め手

DSDVのGalaxyが欲しかったため

購入場所・購入時期・購入価格

イオシスネットショップで購入、2019年4月、約28,000円

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