3月3日15時に楽天モバイル(自社回線)の料金プランが発表されました。また、4月8日からのサービス開始も正式に発表されました。プランの概要は以下の通りです。
300万人限定で初年度無料になるとのことでしたが、300万人以上の申し込みが来た場合先着順となるのか、明確な発表はありません。なお、①MNPのお客様、➁無料サポータープログラムの2万人のお客様、③楽天モバイル(回線数220万)の方の楽天自社回線への申し込み受付は4月8日以降とのことです。
先着順に近い形で300万人を選ぶ場合、上記①~③のお客様の全員若しくは大多数は初年度無料対象から除外される可能性があります。初年度無料・契約解除手数料0円・新規電話番号で申し込む契約者の場合、SIMを端末に差し込んでみて上手く動作しなければ解約するケースが多発するのではと心配です。
通信料金値下げ加速への期待膨らむ
大手キャリア3社も、楽天モバイルの料金プラン発表を踏まえて、対抗策(つまり値下げ)を打ち出してくる可能性は高いです。
ただし、あくまで個人的な予想ですが、大手キャリア3社・MVNO共に単純な料金面での追随は難しいと思います。大手キャリア3社に関しては、ソフトバンクのメリハリプランのような変動料金制や家族割・セット割等の工夫にユーザ囲い込みをはかってくるのではと予想します。
日本政府は、国内の携帯電話料金の4割値下げをゴールと位置付けて、ドコモ、KDDI、ソフトバンクにプレッシャーをかけてきました。値下げ競争を促すために、楽天モバイルの自社回線による携帯事業参入を認めました。
また、MVNOに大手通信キャリア並みの通信品質を提供できるようになるルールの導入も総務省「ネットワーク中立性に関する研究会」という組織を通じて検討しています。
楽天モバイル(自社回線)のサービス開始や、それに伴う他通信キャリア間の競争激化は、高品質且つ低価格の通信サービスを求めるユーザにとって朗報であることは間違いありません。
ツイッター上では楽天モバイルへの懐疑的な意見が多い
ツイッターで「#楽天携帯」で検索すると、同社の通信サービスの品質に対する不安等、懐疑的な意見が大勢を占めています。価格破壊をしようとする新規参入者に対する通信業界関係者の警戒感も強いはずです。サービス開始後も実態以上にネガティブな意見が共有されることが予想されます。
筆者も、「楽天モバイルが上手くいくか」についてライターの主観に基づく意見を今後投稿する予定です。本日段階では、個人的意見は極力排除して、楽天モバイル(自社回線)加入を検討されているユーザへの参考情報をまとめます。
(3月3日16時20分追記: 300万人までは初年度無料・契約解除手数料0円なので、エリアや対応端末のことは追々調査して、取り合えず申し込むという選択をするユーザが多そうです)
サービス提供エリア
都市部については、楽天の自社回線もしくはauローミングでおおむねカバーされているようです。詳細は楽天モバイルのホームページ上で適宜アップデートされています。「パートナーエリア」はauによるローミング対応になります。また、楽天回線エリアでも大きなビルの中や地下は、auローミング対応になるとみられています。
周波数帯
Band 3(楽天自社ネットワーク)とBand 18(auローミング)両方に対応している端末が必要となります。
telektlistのスマホスペック検索で、Band 3とBand 18でソートした結果ページはこちら
なお、Band 3、18が楽天回線の対応バンドを全て網羅しているかどうかは不明。楽天モバイルが販売している端末については同社ホームページ上で動作保証をしていますが、SIMフリー端末についての動作確認情報の提供はされていないようです(同社のMVNOサービスについてのみ詳細な動作確認済み端末の情報が提供されています。)
筆者は楽天モバイル(自社回線)の無料サポータープログラムに落ちてしまったので、実機で通信品質を確認するのは1ヶ月以上先になってしまいそうです。読者の皆様の使用レビューやコメントを是非お待ちしておます。
楽天がauの回線の借用のために払う金が1GBで500円近くする(ソースはググって)から、無制限は無理。
今の楽天を見るに大容量(5GB)とかやってくる。赤字覚悟で出すわけがない。