Pixel 4のDxO Markスコアは112点を記録したものの、Galaxy Note10+の117点には届きませんでした。
スマホのカメラだけでなくスピーカー、果ては一眼レフまで細かく厳しくレビューするDxO MarkがPixel 4のカメラスコアを公開しました。発売して間もないPixel 4ですが、今回も詳細にレビューされています。
DxO MarkはPixel 4のオートフォーカスを評価し、野外でのホワイトバランスの取り方、影のディティールが正確だとしています。橋を撮影した場合では、青空と橋の下の明暗、金の装飾が綺麗に描写されていることがわかります。
Pixel 4 : 無加工で掲載しています。
一方で、「ボケ」に関しては評価されていません。Galaxy Note10+で撮影したポートレートと比較した場合では、ピアスと耳の一部が欠けていることがわかります。これはPixel 4が対象との距離を換算するToF(Time of Flight)センサーを搭載していないことに起因しています。
左:Pixel 4 右:Galaxy Note10+
その他、ナイトモードやズームに関しても、121点のハイスコアを持つHuawei Mate 30 Proに差をつけられています。しかしながら端末の価格そのものが数万円単位で違うことも事実で、単純比較するのは酷という気もします。
右:Pixel 4 中:Pixel 3 左: Mate 30 Pro
冒頭の橋をズームしたものですが、細部がぼやけており、精細に写されているとは言えません。Pixel 3と比較すれば進歩は感じられますが、Mate 30 Proには敵いません。
Pixel 4のカメラスコアはMate 20 Proと並び、DxO Mark内で8位タイ、となっています。Galaxy Note10+やMate 30 Proには及びませんでしたが、プロモーションにもあったように自然で美しい写真が手早く撮れる優れたカメラに仕上がっています。
天体の撮影もできるPixel 4のカメラ。これから多くのユーザーの手で素晴らしい写真が撮られていくでしょう。搭載されたカメラ機能に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
Source: dxomark.com
割と耳の写真のひどいな…これで4,5万ならそんなもんだろうって笑えるけど、こいつは9万だからなぁ