カリフォルニア州の電子機器に関する修理情報や修理パーツ、修理用特殊工具の開発や販売を行っているiFixitによってGoogleの最新スマホPixel 3aが早速分解されました。
デバイスの修理のしやすさを確認するRepairabilityスコアは10点中6点を獲得しています(10点が最も修理しやすい)。これはiPhone XRやiPhone 8、iPhone Xsと同等のスコアで、修理が困難になってきている最近のスマホの中では修理が比較的簡単であることを示しています。
Pixel 3aのほとんどの部品がモジュール式でまとめられており、ディスプレイの接続部分を外せば簡単に分解出来る様です。バッテリーも引き伸ばし可能な剥離接着剤で固定されていて交換が非常に簡単な模様です。
一方で、iFixitはPixel 3aのディスプレイは発泡接着剤で接着されており、取り外しが難しく、ディスプレイ自体も非常に薄く壊れやすいと評価しています。Pixel 3aの中にある唯一のネジは特殊なT3 Torxドライバーでしか開けられないようになっています。
また、iFixitによるとPixel 3aの内部には部品に接続されている無数の細いリボンケーブルがあり、偶発的な破損を回避するのが難しいとのこと。
余談ですが、Pixel 3aとPixel 3a XL両方のディスプレイはサムスン製、メモリ(RAM)とフラッシュストレージはマイクロン製であるようです。
Source: Gizmochina
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