Googleは、生成AIモデルGemini Nanoを、開発者プレビューとしてPixel 8に登場させることを明らかにしました。Googleは当初、Gemini NanoはPixel 8 Proモデルにのみ搭載させるとしていましたが、方針転換したことになります。
Gemini Nano is coming to #Pixel8 as a developer preview in a future #FeatureDrop!
As our most efficient AI model for on-device tasks, it helps prevent sensitive data from leaving your phone & enables you to use features even without a network connection: https://t.co/smhWbpZN3X pic.twitter.com/z2Ob95jKxt
— Made by Google (@madebygoogle) March 28, 2024
Pixel 8 Proにおいては、Gemini Nanoを活用して、音声レコーダーアプリの Summarize(要約文字おこし。英語版のみ対応) や、Gboard のスマート リプライ(自動返信。英語版のみ対応)が実装されています。現時点ではGemini Nanoがサポートする機能は限定されていますが、今後ソフトウェアアップデートを通じて、機能が増えることが有力視されます。
Pixel 8aにもGemini Nano搭載可能性があるか
Pixel 8に続き、5月14日正式発表が有力視されるPixel 8シリーズ廉価版Pixel 8aにもGemini Nano搭載の可能性がありそうです。Pixel 8aは低周波版Tensor G3を搭載するとみられていますが、このチップセットがGemini Nanoをサポートできる処理性能を有しているかがポイントとなるでしょう。
PixelのAシリーズラインはお手頃価格で人気なので、Pixel 8aにGemini Nanoが搭載されればより多くのユーザがGoogleの生成AI機能を体感できることになります。5月14日のGoogle I/Oでの発表内容に期待しましょう。
Source: X(Twitter)
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