Huaweiの2020年のフラッグシップ、Huawei P40シリーズへの搭載が噂されていた次世代二次電池、グラフェンバッテリー。
24日、Huaweiフランスの公式Twitterアカウントがグラフェンバッテリーの採用を示唆するツイートをし、直後にツイートを削除・撤回。Huaweiフランスは「単なる噂であり、公式発表ではない」と釈明しています。
Huaweiフランスのツイートでは、フランスのテック系メディアFuturaのリーク記事が引用されており、Twitter担当者が公式情報とリーク情報を履き違えてシェアしてしまったことが考えられます。日本でも、企業の公式アカウントが自社製品に関係するネット記事をシェアするのはよくあることです。
Huaweiフランスはリークについて完全な否定はしていませんが、Huaweiの生産部門副社長の李小竜氏が記事はフェイクであると表明したため、Huawei P40シリーズにグラフェンバッテリーが搭載されることはなさそうです。
グラフェンバッテリーは、炭素原子が六角形の格子状に薄く広がったグラフェンと呼ばれる素材を活用した二次電池です。リチウムイオンバッテリーと比べてレアアースを使うことがなく、環境への負荷が少ないことが期待されています。
業界関係者は、早ければ2021年に最初のグラフェンバッテリー搭載スマートフォンがリリースされるだろうと予想しています。
バッテリーの革新がないかぎり
我々に未来はないじょ