OxygenOSはグローバル版のOneplusスマホに搭載されているAndroidがベースのカスタムOSです。カスタムOSとしてはもっともStock Android(標準的なAndroid。Pixel / Nexusシリーズに搭載)に近いデザインと使用感です。
筆者はOnePlus 7Tを購入し、2週間ほど使用したので、その中で特に便利だと感じたOxygenOSの独自機能を紹介します。
Fnaticモード
名門eSportsチーム『Fnatic』とのコラボ機能。他のスマホで言うゲームモードです。
最近は多くのAndroidスマホでも見かけるゲームモードですが、Fnaticモードの機能は以下の通り。
- CPU GPU RAMのゲームへの最適化、フレームレートを向上させる
- 通知や着信などのゲームの妨げになるものをブロック
- ゲームに通信を集中させ遅延を減らす
また、隠し機能として、[ゲームスペース→右上の歯車マーク→最下部のFnatic モードマークを5回タップ]し、”alwaysfnatic”を入力することにより3種類の限定壁紙を取得可能です。
禅モード(Zen mode)
スマホ依存を抑制するのが「禅モード」。モードをONにすると、通話やカメラ以外のスマホの機能が一定時間全てロックされます。禅モード開始後のキャンセルは不可。
制限時間は20分、30分、40分、60分から選択可能で、毎日同じ時間に禅モードを実行するとメダルがもらえます。
使ってみたらこれが非常に役に立ちます。筆者はついついベッドでスマホを見てしまい、就寝時間が遅くなることが良くあるのですが、これをONにして布団に入ることですぐ寝る習慣が付きました。
詳しい解説はtelektlistの別記事もありますのでそちらも併せてどうぞ。
閲覧モード
クロマティック効果(左)・通常モード(真ん中)・モノクローム効果(右)
スマホで漫画や小説を読む人にとってはありがたい、ディスプレイの色を閲覧用に調節してくれる機能です。色はクロマティック効果(暖色が強くなる)とモノクローム効果(白黒になる)の2種から選択可能。
Oneplusは画面サイズが大きめで、有機ELディスプレイを搭載しているので読書には最適。
このモードを使いこなす事で、電子書籍を読む時にKindleを開かなくてもOneplusで事足りるようになりました。
アプリロッカー
アプリロッカー機能では特定のアプリをロックすることができます。
名前通りの機能を果たすのはもちろん、通知の非表示まで可能。パスコードだけではなく、指紋認証でアプリを開く事もできます。
ジェスチャー
OxygenOSには、スリープ時の画面に字を書くことでアプリの起動や機能の実行できるジェスチャー操作「クイックジェスチャー」があります。
O V S W Mなどアルファベットのそれぞれに、カメラ起動やライト点灯・特定のアプリの起動を割り当てることが可能。
精度は正直それなりで、Motorolaのスマホを振ってカメラ等が起動できる「Moto Action」の方がジェスチャーとしては完成度は一段上です。とはいえ、役立つ状況は多いので、試してみることをおすすめします。
ArticleSource/ImageSource:THE ESPORTS OBSERVER
いい記事だ、だがもっとあるぜ
ステータスバーの表示設定が、特殊な手順不要でできるようになったり
画面を内部サウンドで録画できるんでゲームプレイを録画できたり
プリセットの着信音のリズムでバイブの振動パターンが変わったり
色々と面白いよこれ