OPPOの最新フラッグシップモデル、OPPO Find X5、X5 Pro、X5 Pro Dimensity Editionが正式発表。前者2モデルは、同社独自NPU/ISPのMariSilicon Xを搭載し、Hasselbladとのコラボなど、そのカメラ性能が特徴のモデルとなっています。
目次
OPPO Find X5 Pro
- Snapdragon 8 Gen 1
- 6.7インチQHD+(3,216×1,440p 525PPI)AMOLED LTPOエッジディスプレイ(左上パンチホール)最大輝度1,300nits
- Gorilla Glass Victus
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 256/512GB UFS3.1 ROM
- 5,000mAhバッテリー、80W有線(12分で50%充電が可能)、50Wワイヤレス(47分で満充電が可能)、10Wリバースワイヤレス充電、PD18W、QC18Wに対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(IMX766 f/1.7 80° 1/1.56 5軸OIS)+50MP超広角兼マクロ(IMX766 f/2.2 112° 1/1.56)+13MP望遠(f/2.4 45° 5倍ハイブリッド光学 最大20倍ズーム)、最大4K60FPS動画撮影対応
- インカメラ:32MP(IMX709 f/2.4 90°)最大1,080p30FPS動画撮影対応
- IP68
- NFC
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- ColorOS 12.1(Android 12)
- 163.7×73.9×8.8/8.5mm、195/218g(セラミック/革)
- 充電器付属
シリーズ最上位モデルとなるOPPO Find X5 Proは、SoCにSnapdragon 8 Gen 1を採用。ディスプレイは、QHD+やLTPOとなるなど、前モデルFind X3 Pro同様、現状最高峰のスペックに。
バッテリー容量は比較的大きめの5,000mAhとなり、80W有線(SuperVOOC)、50Wワイヤレス(AirVOOC)、10Wリバースワイヤレス充電に対応。有線では12分で50%、ワイヤレスでは47分で満充電が可能としています。
独自開発のNPU/ISP、MariSilicon Xを搭載
当モデル何よりの特徴となるカメラですが、OPPO独自開発のNPC/ISPであるMariSilicon Xを搭載することにより、夜景動画撮影性能が大幅に向上。4Kでの夜景動画撮影に対応しています。
ハードウェアスペックにおいては、50MPメイン(IMX766)+50MP超広角(IMX766)+13MP望遠のトリプルカメラと、マイクロレンズが減ったことを除けば前モデルとほぼ変わりはありません。
ただ、メインレンズのOISは、今回5軸のものとなっているとのこと。
またOnePlusと統合したためか、Find X5、X5 ProにおいてHasselbladとコラボ。Hasselbladを彷彿とさせる色のUI、現実に忠実な色合いの再現など、コラボ要素はOnePlus機と変わらないようです。
冷却に関しては、3Dグラファイトシート、VC液冷、超薄グラファイトシートを搭載。VC液冷は、前世代のものより75%大きいものに。
ソフトウェア面では、Android 12ベースのColorOS 12.1を搭載。
他デバイスとの連携機能や、豊富なカスタマイズ性のAOD、OMOJI、AIによるフレームレート安定機能などが特徴となっています。
対応バンド
中国版
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/34/38/39/40/41/42/66(70MHz)
- 5G SA : n1/n2/n3/n5/n8/n12/n13/n18/n20/n25/n26/n28/n38/n41/n66(70MHz)/n77/n78/n79
- 5G NSA : n41/n77/n78/n79
グローバル版
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/34/38/39/40/41/42/66(70MHz)
- 5G SA : n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n13/n18/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n66(70MHz)/n77/n78/n79
- 5G NSA : n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66(70MHz)/n77/n78/n79
約10.9万円から
カラーは水蓝(水色、革)、黑釉/Glaze Black(ブラック、セラミック)、白瓷/Ceramic White(ホワイト、セラミック)の3色展開。
中国、グローバルともに既に受付開始となっており、中国では現地時間3月3日午前10時(日本時間同日午前11時)、グローバルでは3月14日より販売開始。その価格は以下の通りです。
- 8GB+256GB 5,999元(約10.9万円)
- 12GB+256GB 6,299元/€1,299(約11.4/16.7万円)
- 12Gb+512GB 6,799元(約12.3万円)
OPPO Find X5 Pro Dimensity Edition
こちらは中国での発表のみとなりましたが、SoCに、Snapdragon 8 Gen 1の代わりにDimensity 9000を初採用。
Proモデルに搭載されているOPPO独自のNPU/ISP、MariSilicon Xは非搭載となっているようで、またHasselbladのロゴも背面に見受けられません。
その他スペックに関しては、5,000mAhバッテリーや80W有線、50Wワイヤレス充電、IP68対応など、Proモデルと変わりはなく。
ただ、カラーはブラックとホワイト(どちらもセラミック)の2色のみとなっています。
3月14日より予約受付開始となり、同月18日より販売開始。RAMストレージ構成は12GB+256GBモデルのみとなり、価格は5,799元(約10.5万円)です。
OPPO Find X5
- Snapdragon 888
- 6.55インチFHD+(2,400×1,080p 402PPI)AMOLEDエッジディスプレイ(左上パンチホール)最大輝度1,000nit
- Gorilla Glass Victus
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,800mAhバッテリー、80W有線(34分で満充電可能)、30Wワイヤレス、10Wリバースワイヤレス充電、PD18W、QC18Wに対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(IMX766 f/1.8 84° 1/1.56 OIS)+50MP超広角兼マクロ(IMX766 f/2.2 110.3° 1/1.56)+13MP望遠(f/2.4 45° 5倍ハイブリッド光学 最大20倍ズーム)、最大4K60FPS動画撮影対応
- インカメラ:32MP(f/2.4 81°)最大1,080p30FPS動画撮影対応
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.2
- ColorOS 12.1(Android 12)
- 160.3×72.6×8.7mm、196g
- 充電器付属
無印モデルとなるOPPO Find X5は、SoCにSnapdragon 888を採用。ディスプレイも少し小さい6.55インチとなり、解像度も一般的なFHD+、LTPOでもなくなっています。
またバッテリー容量は200mAh小さい4,800mAhとなり、80W有線充電対応は変わらないものの、ワイヤレスでは最大30W対応とスペックダウン。
デザインに関しても、Proモデルはバックパネルとカメラモジュールがスムーズに繋がっている一方で、こちらはカメラモジュール周りにしっかりとした縁が見受けられるものに。
ただカメラにおいては、MariSilicon X搭載やHasselbladとのコラボ、そしてハードウェアスペックにおいてもProモデルと変わりはありません。
対応バンド
中国版
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28A/34/38/39/40/41/66(70MHz)
- 5G SA : n1/n2/n3/n5/n8/n20/n28A/n38/n41/n66(70MHz)/n77/n78/n79
- 5G NSA : n41/n77/n78/n79
グローバル版
- 4G : B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/34/38/39/40/41/66(70MHz)
- 5G SA : n1/n3/n5/n7/n8/n12/n13/n18/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n66(70MHz)/n77/n78
- 5G NSA : n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66(70MHz)/n77/n78
約7.3万円から
カラーは镜紫(薄紫)、雅白/White(ホワイト)、素黑/Black(ブラック)の3色が用意。
こちらもProモデル同様、中国、グローバルともに既に受付開始となっており、中国では現地時間3月3日午前10時(日本時間同日午前11時)、グローバルでは3月14日より販売開始。その価格は以下の通りとなっています。
- 8GB+128GB 3,999元(約7.3万円)
- 8GB+256GB 4,399元/€999(約8/12.8万円)
- 12GB+256GB 4,799元(約8.7万円)
OPPO Enco X2などアクセサリー類
OPPOのTWSイヤホン最上位シリーズの最新モデルとなる、OPPO Enco X2も同時発表。
デンマークのスピーカーメーカー、Dynaudio(ディナウディオ)との共同開発で、Quad-Magnet Planar Tweeterと11nmのものの2つのドライバー搭載、ANC、Bluetooth 5.2、LHDC4.0、そしてTWSイヤホン初となるDolby Audioバイノーラル録音対応などが特徴となっています。
中国では既に受付開始となっており、現地時間3月8日午前10時(日本時間同日午前11時)限定数販売、同月18日午前10時より正式販売開始。グローバルでは4月中旬発売となり、価格は999元/€199(約1.8/2.6万円)です。
50W AirVOOC充電器は、グローバルでは3月中旬発売となり、価格は€79(約1万円)。
OPPO Watch 2の新色、冰川湖蓝は1,499元(約2.7万円)となっています。
Source : 発表会生放送(グローバル), (中国), OPPO(1), (2), (3), (4)
望遠とコスパのOnePlusか超広角のOPPOか。