OPPOの今年度フラッグシップモデル、OPPO Find X3およびX3 Proが正式発表。メインおよび超広角レンズ双方ともに50MPのソニー製イメージセンサー、IMX766を採用しているのが特徴となっています。
【追記】カメラ構成について、3MPマクロレンズではなく、正しくは“3MPマイクロレンズ”でした。既に該当部分は修正しており、この場を借りてお詫び申し上げます。
OPPO Find X3 Pro
- Snapdragon 888
- 6.7インチ(QHD+、1,440p)AMOLED LTPOエッジディスプレイ(左上パンチホール)最大輝度1,300nit
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12/16GB LPDDR5 RAM + 128/256/512GB UFS3.1 ROM
- 4,500mAhバッテリー、65W有線、30Wワイヤレス、10Wリバースワイヤレス充電、QC18W/PD18W/PPS30W充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(IMX766 f/1.8 1/1.56 OIS)+50MP超広角(IMX766 110.3° f/2.2 1/1.56)+13MP望遠(f/2.4 5倍ハイブリッド光学 最大20倍ズーム)+3MPマイクロレンズ(f/3.0 最大60倍ズーム)、最大4K60/30FPS
- インカメラ:32MP(81° f/2.4)最大1,080p30FPS
- ステレオスピーカー Dolby Atmos
- IP68
- 163.6×74.0×8.26mm、193g
- 充電器付属
今回のスローガンが「Awaken Color」となっているように、OPPO Find X3 Proはそのディスプレイ、カメラにおいてカラーに注力。10-bitディスプレイは約10億色ものカラーを表示可能であり、LTPOであるため必要に応じて5~120Hzの間で適したリフレッシュレートに切り替えられます。(LTPOについて詳しくはこちら)
色覚異常を持つ人用に同様の体験をしてもらうため色相をカスタマイズする機能や、動画の解像度を最大2倍に引き上げる「Video Image Sharpener」といった機能も。また、スクリーンの明るさは8,192段階で調整が可能とのこと。
IMX766をメイン、超広角レンズに採用
ソニーとOPPOの共同開発によって作られたイメージセンサー、IMX766をメインおよび超広角レンズに採用。さらに上位のIMX789を搭載するとの噂もありましたが、Reno5 Pro+と同様のイメージセンサー採用にとどまっています。
ディスプレイが約10億色の表示に対応しているのもあり、カメラももちろん10億色で撮影が可能。10-bitでのRAW出力にも対応とのこと。
またマイクロレンズにおいては最大60倍での撮影もできるとのことです。超至近距離での撮影においては明るさの確保が問題となりますが、レンズの周りにライトがあるためその点は心配なさそうです。
バッテリー容量に関しては4,500mAhと前モデルより240mAh増加。有線では65W Super VOCC 2.0に対応し10分で40%、ワイヤレスではAir VOOCにより80分で満充電が可能に。以前発表のあった125W急速充電や65Wワイヤレス充電急速対応とはなりませんでした。
また対応バンドは以下の通りです。
グローバル版
- 4G:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/34/38/39/40/41(194Mhz: 2496MHz—2690MHz)/42/66
- 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n79
中国版
- 4G:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/34/38/39/40/41(194Mhz: 2496MHz—2690MHz)/42/66
- 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78/n79
OPPO Find X3
グローバル発表ではProモデルの発表のみでしたが、中国発表では無印モデル、OPPO Find X3も発表。
Proモデルとの違いはRAMの規格がLPDDR4X(ProはLPDDR5)、SoCがSnapdragon 870(Proは888)、デフォルトのタッチサンプリングレートが180Hz(Proは120Hz、最大はどちらも240Hz)であることのみとなっています。
対応バンドについては以下の通りです。
中国版
- 4G:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28A/34/38/39/40/41 (194MHz: 2496-2690)/66
- 5G:n1/3/7/28A/38/41/66/77/78/79
約7.5/9.2万円から
カラーはグローバル版がグロスブラック、ブルー(マットフィニッシュ)の2色、中国版はホワイト(マットフィニッシュ)を加えた3色展開となり、中国では3月19日、グローバルでは3月30日より販売開始。気になる価格は以下の通りです。
中国/グローバル価格
OPPO Find X3
- 8GB+128GB 4,499元(約7.5万円)
- 8GB+256GB 4,999元(約8.4万円)
OPPO Find X3 Pro
- 8GB+256GB 5,499元(約9.2万円)
- 12GB+256GB 5,999元(約10万円)/€1,149(約14.9万円)
- 16GB+512GB 6,999元(約11.7万円)
そのデザインがリークされた当時より賛否両論のあったその外観ですが、果たして消費者にどのように受け止められるのでしょうか。また、OPPO Find X3シリーズにはNeoおよびLiteの存在もリークされています。国内発売に関しては、前モデル同様auが6月下旬よりOPPO Find X3 Proを独占販売(Source:Engadget)となる模様です。続報に期待しましょう。
oppoですらLTPO使えてるのに、なんでAppleだけ使えないんや