OnePlusのミドルレンジシリーズ、OnePlus Nordの最初の製品となる、OnePlus Nord(スマホ)が発表。Snapdragon 765G搭載のミドルレンジ機ということで、低価格のOnePlus機を望んでいた人にとっては魅力的な機種となりそうです。
基本スペック
気になるそのスペックは以下の通りです。
- Snapdragon 765G
- 2400×1080(20:9)6.44インチ90Hz Fluid AMOLEDディスプレイ
- 8/12GB LPDDR4X RAM + 128/256GB UFS2.1 ROM
- 4115mAhバッテリー(Warp Charge 30T対応、30分で70%)
- リアカメラ:48MPメイン(IMX586 f/1.75)+8MP超広角(119° f/2.25)+5MP深度(f/2.4)+2MP(f/2.4)
- インカメラ:32MP(IMX616 f/2.45)+8MP超広角(105° f/2.45)
- 画面内指紋認証
- USB2.0
- 158.3×73.3×8.2mm、184g
スペックとしては、Snapdragon 765Gや90Hzリフレッシュレートディスプレイ、画面内指紋認証などまさに2020年のザ・ミドルレンジといったところでしょうか。
48MPメインレンズは、OnePlus 8のものと同じものとなっており、OISに対応。4K60FPSでの動画撮影ですが、インカメラでは対応しているのに対し、リアカメラでは非対応となっています。
また、OnePlus NordはOnePlus初となるデュアルパンチホールを搭載。2つ目のレンズは超広角となっており、グループでのセルフィーに向いています。
カラーはグレーオニックスとブルーマーブルの2色のみ。ちなみに、ミドルレンジ機ではまだ搭載する機種の多いイヤホンジャックですが、OnePlus Nordでは非搭載です。また、ドングルも付属していないとのこと(フランスのみ有線イヤホンが付属)。(Source:GSMArena)
インドでは約3.6万円、ヨーロッパでは約4.9万円から
- 8GB+128GB:24999ルピー(約3.6万円)/399ユーロ(約4.9万円)/379ポンド(約5.2万円)
- 12GB+256GB:26999ルピー(約3.9万円)/499ユーロ(約6.1万円)/469ポンド(約6.4万円)
8月4日より公式サイトなどで販売開始
やはり気になるのはその価格ですが、インドとヨーロッパでは大きな差が。また、執筆時現在北米および中国での販売はありません(香港はあり)。
日本から購入するとなると、Aliexpressなどの中華通販が方法として挙がりますが、それらで売られているモデルは基本的に中国モデルにグローバルROMを焼いたものです。その元となる中国モデルがない現状、販売されるとしたら香港モデル(3298香港ドル、約4.5万円から)が元になってくるのではないでしょうか。
OnePlus 7Tとの違いは?
購入価格が4.5万円からとなると、Snapdragon 855+を搭載した昨年のモデル、OnePlus 7Tも選択肢に入ってくることでしょう。OnePlus 7TのAliexpressでの相場は執筆時現在、およそ5万円ほどです。
公式サイトのスペックを照らし合わせてみたところ、2機種の大まかな違いは以下の通りです。
OnePlus 7T → OnePlus Nord
- SoC:Snapdragon 855+ → Snapdragon 765G
- 5G:非対応 → 対応
- ディスプレイ:2400×1080(20:9)402PPI 6.55インチ ノッチ → 2400×1080(20:9)408PPI 6.44インチ デュアルパンチホール
- タッチサンプリングレート:135Hz → 180Hz
- ストレージ:UFS3.0 → UFS2.1
- バッテリー:3800mAh → 4115mAh
- リアカメラ:48MPメイン+16MP超広角兼マクロ+12MP望遠 → 48MPメイン+8MP超広角+5MP深度+2MPマクロ
- インカメラ:16MP → 32MP+8MP超広角
- 4K動画撮影:リア60/30FPSイン× → リア30FPSイン30/60FPS
- Bluetooth:5.0 → 5.1
- USB:3.1 GEN1 → 2.0
- スピーカー:デュアルステレオスピーカー → シングルスピーカー
- サイズ:160.94×74.44×8.13mm、190g → 158.3×73.3×8.2mm、184g
こうして見ると、タッチサンプリングレートやバッテリー容量などではアップグレードとなるものの、ストレージやUSB、スピーカーなどではダウングレードしています。
どちらも同じフラットディスプレイのOnePlus機ではありますが、Nordはデュアルパンチホールだったりストレージのダウングレードなどで好みが分かれそうなところです。
TWSのOnePlus Budsも発表
OnePlus初のTWSとなるOnePlus Budsも発表。イヤホン単体で7時間、ケース含め30時間の音楽再生が可能(通話の場合4時間)。Warp Chargeに対応しており、10分の充電でケースと合わせて10時間の音楽再生ができるとのこと。また、「Environmental Noise Cancellation」と呼ばれるノイズキャンセリング技術にも対応しています。
その他の特徴としては、IPX4の防水や13.4mmのダイナミックドライバーなど。ワイヤレス充電には非対応です。
カラーはホワイト、グレー、ノードブルーの3色で、価格は79ドル(約8400円)/89ユーロ(約11000円)/4990ルピー(約7100円)。こちらは7月27日から販売開始となっています(グレーは8月初旬)。またOnePlus Budsは北米でも販売されますが、ノードブルーはヨーロッパとインド限定とのこと。
Source:OnePlus
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