P40 liteのリネーム版nova 7i(※)でお馴染みのHuawei novaシリーズに、新しい3モデルが追加されることになりそうです。
これによって、nova 5シリーズのような幅広いモデル展開が実現することになるでしょう。
(※)「nova 7i」はマレーシアやシンガポール国内での名称で、中国国内では「nova 6 SE」、ヨーロッパでは「P40 lite」というネーミングになっており、地域によって名称が大きく異なるため注意が必要です。今回リークされたnova 7シリーズは中国国内向けのため、nova 7iとは別ラインのシリーズと捉えても問題ないでしょう。
登場するのは全3モデル
中国の有名リーカー"张安数码君"氏によると、新しいnova 7シリーズはnova 7 SE、nova 7、nova 7 Proの3モデル構成となる模様。細かいスペックは異なりますが、共通点として全機種が5Gに対応します。
nova 7 SE
新たに登場する3モデルの中で最下位モデルに当たり、SoCにKirin 820を搭載するとみられています。Kirin 820はミドルハイ程度のスペックを持つSoCで、5Gモデムを内蔵していることが大きな特徴です。
予想価格は、2000〜3000元(3万円〜4万5000円)です。
nova 7
nova 7は今回登場する3モデルの中では中間に値するスペックで、SoCにはKirin 985を搭載する模様。
Kirin 985はKirin 820とKirin 990の間に当たる性能とされているSoCで、Kirin 990無印と同様に5Gモデムが統合されていません。そのため、nova 7 ではBalong 5000を外付けするとみられています。
予想価格は3000人民元(約4万6000円)で、Nova 6とほぼ同じ値段です。
nova 7 Pro
nova 7 Proは、前モデルのnova 6 5Gと同じような位置づけのハイエンドモデルとなります。SoCはKirin 990 5Gを搭載するとみられています。
nova 6 5GではKirin 990無印+Balong 5000という構成でしたが、Nova 7 Proでは5Gモデムを内蔵したKirin 990 5Gに置き換わっていることに注意が必要です。
予想価格は、3500〜4000人民元(5万4000〜6万1000円)です。
コストパフォーマンスに期待
P40シリーズと同様、シリーズ全てが5Gに対応するnova 7シリーズ。デザインなどは明らかになっていませんが、SoCのスペックから判断すると、高いコストパフォーマンスになるのではないでしょうか。
なお発表は4月23日、発売は27日からとのこと。3月に続いて4月も新機種の発表ラッシュが続きます。Honor 30にOnePlus 8、そして新型iPhoneまで、スマホマニアにとっては目が離せない1ヶ月となりそうです。
Honorとスペックは同じなのかな?