Nokiaブランドでスマートフォンを販売しているフィンランドのHMD Global社より、新型のエントリースマホのNokia 2.2が正式に発表されました。
Nokia 2.2の特徴は、Android Oneスマホであることであり、次期AndroidのAndroid Qへのアップグレードが保証されているうえ、3年間のセキュリティアップグレードも保証されています。それでいて、価格は驚きの約100ドル(約11000円)です。
外見上の特徴としては、Pixel 3a同様にポリカーボネートを採用した丸みを帯びたデザインであり、ディスプレイの四隅が丸まっているところです。これは、上位機種のNokia 3.2、Nokia 4.2同様のデザインになっています。1万円の機種でありながらも悪くない質感であると思います。
Nokia 2.2(ブラック)
内部のスペックとしては、SoCがMediaTekのHelio A22であり、RAMが2/3GBであり、ROMが16/32GBとなっています。(microSDによる拡張に対応)オクタコアが主流の中、Nokia 2.2に搭載されているHelio A22はクアッドコアです。RAMとROMの容量からしても、一昔前のスマホレベルのスペックであると言えるでしょう。
ディスプレイは5.7インチ、HD+のIPS液晶であり、水滴ノッチを備えています。
カメラはメインカメラが13MP、インカメラが5MP、それぞれシングルカメラとなっています。
指紋認証は搭載されていないので、生体認証は顔認証のみとなります。しかし、当然Face ID等のように3Dデータを基にしているわけではないので、セキュリティ的には若干の不安感はあります。
バッテリーは3000mAh、充電端子はmicroUSB 2.0です。どこまでも一昔前という感じですね。
Nokia 2.2 (スチール)
ハードウェアスペックはこの世の有象無象のエントリーモデルそのものですが、Nokia 2.2の魅力はNokiaブランドであることと、Android Oneスマホだということでしょう。Android Oneは最大2年間のソフトウェアアップグレードが保証されているため、Android Pieを搭載して出荷されたNokia 2.2は次期AndroidのAndroid Q、更にその次のメジャーアップデートにも対応すると思われます。また、3年間のセキュリティーアップグレードも保証されています。
といっても2、3年間使得るスペックなのかと言われると微妙なところではあります。ソフトウェアの寿命が来る前にハードウェアの寿命が来てしまうのかもしれませんね。
Nokia 2.2は、2/16GBモデルが約100ドル、3/32GBモデルが約115ドルで販売されます。
Source : Nokia
これ買うならユミデジパワーの方がいいかな