iOSに並んでデザイン性が高いと個人的に評価しているOppoのColor OSですが、今回新たに発表された新型Color OS 6は大きな進化を遂げています。
果たして何が変わったのでしょうか?
注目のハイパーブースト機能
人気スマートフォンゲーム100種をテストして生み出された新機能「ハイパーブースト」はHonorのスマートフォンに搭載されている機能、GPU Turboに近い機能だと言われています。
システムブーストとAPPブースト、ゲームブーストにそれぞれ分かれているのが新発表のハイパーブースト。ゲームはもちろん、SNSなどのアプリでも、本体がアプリとハードウェアの動作を自動的に最適化をし、端末のパフォーマンスを上げる機能となっています。
この機能をオンにしている状態では、最大で31.91%のパフォーマンス向上が期待できるということです。
ただ、Oppoは過去に何回もベンチマークスコアをブーストしていたことがあります。ゲームに留まらないブースト機能実装はベンチマークスコア水増しの言い訳を用意するため、という理由もあると思います。
ゲームスペースの登場
ゲームスペースはスマートフォンでゲームを楽しむユーザーにとっては非常に嬉しい機能の一つです。ゲームスペースからゲームアプリを起動することにより、様々な機能をオンにすることができます。
スクリーンの明るさを固定する機能や、通知を完全に切る機能など、どれもとても便利に設計されています。スマートデュアルネットワークという技術が特に注目すべき点でしょう。
スマートデュアルネットワークはモバイルデータ(4G/LTE/3G)とWi-Fiを同時に接続に使用する技術です。これにより、オンラインゲームなどでの通信環境と速度が安定することが見込めます。また、突然の通信トラブルでゲームが中断されたり、プレイがやり直しになるといったトラブルも減ることでしょう。
運転モードの追加
車やバイク、もしくは自転車を運転している時、必ず電話の着信に対応できるということはありません。「運転中はいつも電話に出られず、不在着信が残る」という悩みも珍しくないでしょう。
新型Color OS 6の運転モードでは、オンにしている間電話の受信が全てテキスト自動応答になります。テキスト自動応答は「現在電話にいます」や、「現在電話に出られません」などの文章を電話に出る代わりに発信者に送る機能です。
テキスト自動応答はこれまでAndroidスマートフォンやiPhoneでも存在する機能でしたが、一度画面を操作する必要がありました。
電話を自動的に拒否し、テキストで応答するため、不慮の事故を防ぐ安全策として便利な機能です。
Oppoクラウドも新登場
iCloudやGoogleドライブを筆頭に、多くのユーザーを抱えるオンラインストレージサービスですが、Oppoも遂に自社オンラインストレージサービスを提供するようです。
Oppoのスマートフォンで使用することで、データのアップロードが便利になるなどのメリットが期待できます。
まだまだ成長段階のColor OS
Color OS 5を長く使っている筆者としては、今回の新型Color OS 6は非常に大きく変化したと感じます。特にゲーム関連の機能性の向上は著しいです。ゲーミングフォンなどが増えている中で、通常のスマートフォンでもゲーム関連の機能が強化されているのはとても嬉しいことです。
また、長く使用していないアプリを自動で停止させることで、バッテリー使用可能時間を伸ばせる機能もアップデート内容に含まれています。
ただ、個人的には通知パネルのデザインが好みではないので今回のアップデートは見送ることにします。
Source:Oppo
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