中国やインドの皆さんはブックリーダーで何を読まれるのでしょうか。
XiaomiはE-Ink(電子ペーパー)ディスプレイ搭載のブックリーダー、Mi Readerを発表。ディスプレイサイズは6インチ、プロセッサはAllwinner B300、OSはカスタムされたAndroid 8.1 Oreoがインストールされています。メモリは1GB、ストレージは16GBとなっており、microSDなどには対応していないようです。
Allwinner B300ってなに? と思われた方、Allwinnerは中国の半導体メーカーで、B300はE-Inkに対応したブックリーダー用のSoCなんです。E-InkはKindle Paperwhiteなどに採用されメジャーになりましたね。
モノクロで紙のように表示できるE-Inkですが「電子泳動方式」という技術が使われており、白と黒の粒子が収まったマイクロカプセルを帯電させることで位置を変え、文字などを表現するというものです。そのため、ディスプレイを発光させることなく表示できるというメリットがあります。
少々脱線してしまいましたが、Mi Readerの背面はマットブラックで仕上げられ、シンプルで持ちやすいデザインになっています。ケースはつけない前提のようですね。
サイズは160 x 116 x 8.3mmで、重量は178gとなっています。最新のKindle Paperwhiteが167 x 116 x 8.2mm、182gなので、ほぼ変わらないサイズ感と重さです。
ボトム部分もシンプルで、端子はUSB Type-Cとなっています。バッテリー容量は1,800mAhですが、駆動時間などは不明。形式はMicrosoft OfficeやTXT、PDF、DOC、WPSなどに対応。また、Xiaomi Cloudを利用してスマートフォンからライブラリを同期させることも可能です。
Mi Readerは現在クラウドファウンディング中で579元、約8,900円で購入することができます。1万円以下という魅力的な価格となっていますね。クラウドファウンディング終了後、正式に発売されるとのことです。
Source: 91mobiles.com
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