2020年上半期のXiaomiのフラッグシップ、Xiaomi Mi 10 5Gは最大66Wの急速充電に対応する可能性があります。
11月、中国の認証機関CCCに、Mi 10シリーズとみられるXiaomi製の5Gスマートフォン(M2001J1E・M2001J1C)が登録され、一部仕様が明らかになりました。
登録された情報を見ると、Mi 10とみられる端末は最大で11V 6A/20V 3.25Aの66W急速充電に対応していることがわかります。現在世界最速の充電速度の記録を持つのはOPPOのスマートフォン・OPPO Reno Aceの65Wであり、それよりも1Wだけ強い電力で充電されるようになっています。なかなかいやらしい攻め方です。
しかし、この端末がOPPO Reno Aceの最速の座を奪い取ると考えるのは時期尚早です。当然ながら戦う相手はOPPOとXiaomiだけではなく、2月にフラッグシップ端末を発表するHuawei、Samsungなども含まれています。そのため、次の世界最速充電端末を決めるには彼らが発表するであろうHuawei P40シリーズ、Galaxy S11シリーズの出方に注意する必要があります。
また、これらとは別の5G端末(M2001J2E・M2001J2C)も登録されており、こちらは最大30Wの充電に対応しています。Xiaomiは以前「2000元以上の端末すべてを5Gに対応させる」と発言していましたから、Mi 10 J1シリーズ(一つ目)がMi 10 Pro、Mi 10 J2シリーズ(二つ目)が無印Mi 10と考えてることもできるでしょう。
充電の速度はどんどん速くなってほしい
あとはグラフェンバッテリーを搭載できたら完璧だ