マーケティングの一つとして制作されることが多く、中華系メーカーを中心に目立つマスコットキャラクター(以下マスコット)。vivoやOPPO、Xiaomi、realmeなどのメーカーからユニークでかわいらしさもあるマスコットが登場しています。この記事ではそんな各社のマスコットを画像と特徴などをあわせて紹介をしています。
vivo - 小V(VIGO)
はじめに取り上げるのはvivoによるマスコットである小V。中国国内では小V、国外では英文名のVIGO(Little V)で知られています。丸みのある体系が特徴的で、ディズニー映画に登場するベイマックスのように包容力のある印象を受けます。
小VはAIロボットという設定となっており、V-cityという仮想上の都市の安全のために頑張っているといいます。臆病者でピュアな心の持ち主という彼は、空を飛ぶことができるという特技も持っています。
時にライバルであるOPPOのOllieと街を征服したり
街中を奇妙な動作で行進したり
路上で大喧嘩をしてOllieに完敗する弱さを見せる小Vは本当にV-cityの平和を守ることができるのでしょうか。
vivoはこのマスコットを長年採用し続けていますが、あまりかわいらしいとは言えないのが正直なところです。次に紹介をするOllieの方が万人受けしやすいマスコットだと言えるでしょう。
小Vはvivoのスマートフォンを使用していると公式アプリなどでその姿を見ることができます。また、小Vのオリジナルグッズなどもスマートフォン購入時のノベルティなどで配布されることがあります。
OPPO - Ollie(小欧/オッポちゃん)
日本にも上陸を果たして数年が経つOPPOによる公式マスコットがOllie(小欧)です。大きく白いボディと緑のシャツで存在感があり、街中でも非常に目立つOllie。
日本国内でもこのOllieはマスコットとして採用されていますが、日本人にとってより親しみやすいオッポちゃんという名前で知られています。
https://twitter.com/oppojapan/status/1102361796051066880?lang=de
OPPOのイベントではOllieに出会うチャンスもあるもようです。人間と比べてもそのボディのサイズは非常に大きく、身長は2m以上あると予想されます。
もしも運が良ければOllie達によるダンスパフォーマンスにも遭遇できるかもしれません。もちろんマスコットの中にいるのは人間であるため、ダンス文化が浸透している国では自然とパフォーマンスのレベルも高くなるようです。
realme - realmeow
2020年にrealmeの公式マスコットとして登場したのがrealmeowです。公式の設定では、18歳のオスということになっているこのマスコット。このデザインはMark A. Walsh(マーク・ウォルシュ)というデザイナーが監修をしました。有名デザイナーを起用したことはもちろん、マスコットの設定も記事では解説できないくらい細かく決まっており、realmeが非常に予算をかけていることが分かります。
耳やひげのようなものも顔に確認できますが、このrealmeowは猫をモチーフとしたものだとされています。
realmeは2021年1月1日に世界で800台限定のrealmeowフィギュアを発売しました。例としてマレーシア国内での価格はRM429(約11000円前後)です。目が光ったりボイスアクションがあるなどのギミックは一切ないフィギュアとしては非常に高額で、realme Cシリーズの機種を一台買える値段設定に筆者は驚きました。
なお、同国での販売は発売開始から30秒で売り切れとなったもようです。全長180cmものrealmeowと写真撮影ができるイベントも実施されるなど、若い世代のrealmeファンにとって公式マスコットは待望の存在だったのかもしれません。
18歳という年頃の彼の目は特殊な機能付きのアイグラスで隠れているため、この時がどのような表情かはつかめません。
他にもファン向けのグッズとして、マグカップやカレンダー、アパレル、小型のrealmeowフィギュアなどが存在しています。
ASUS - Zenny(禅太郎)
筆者が個人的には一番応援したいのがこのZenny。ASUSの公式マスコットとして2015年に発表がされました。たくさんの公式グッズが登場するなど、ASUSのファンコミュニティを盛り上げてくれる存在であると感じられます。
愛嬌のある大きな目やふくろうをモチーフとしたフォルムは幅広い年代のファンを獲得する理由となっているでしょう。
シャオミが悪いんだよ…