Lenovo Legionよりゲーミングタブレット、Lenovo Legion Y700が正式発表。Snapdragon 870をSoCに採用し、120Hzリフレッシュレート対応の8.8インチディスプレイを搭載と、コンパクトなハイエンドタブレットに仕上がっています。
基本スペック
- Snapdragon 870
- 8.8インチ2.5K(2,560×1,600 343PPI)LCDディスプレイ Dolby Vision 最大輝度500nits
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 6,550mAhバッテリー、45W有線充電、QC4.0、PD3.0に対応
- リアカメラ:13MP
- インカメラ:8MP
- ステレオスピーカー JBL Dolby Atmos
- イヤホンジャック
- microSDカード対応(最大1TB)
- Wi-Fi 6
- Bluetooth 5.1
- ZUI 13
- 207.1×128.1×7.9mm、375g
- 充電器付属(50W)
タブレットでも搭載機種が徐々に増えてきている、Snapdragon 870をSoCに採用。120Hzリフレッシュレート対応のLCDディスプレイという点では競合機種と同じですが、そのサイズは8.8インチとコンパクトなものに。
その分バッテリー容量が6,550mAhと他と比べて少なくなっていますが、そこはサイズを取るか、バッテリー持ちを取るかといったところでしょう。
ゲーミングタブレットということもあり、36,800+㎟のグラファイトシートと8,500+㎟のVC液冷など合わせて、総冷却面積は45,357.7㎟と巨大なものに。
実際の冷却性能においては、王者栄耀を最高画質(120fps)で30分プレイした際の平均fpsは119.6fps、端末表面の最高温度は40.3℃。
League of Legendsを最高画質(90fps)で30分プレイした際の平均fpsは90.5fps、端末表面の最高温度は41.9℃。
原神を最高画質で30分プレイした際の平均fpsは58.4fps、端末表面の最高温度は45.8℃に。
原神での途中途中でのフレーム落ちや、最高温度が気になるところですが、同ゲームの要求性能の高さ、そしてSoCが2世代前のSnapdragon 870であるという点を考慮すれば、十分なパフォーマンスであると言えるのではないでしょうか。
スピーカーに関しては、JBLによるステレオスピーカーとなり、Dolby Atmosに対応。
またバイブレーションのもととなるモーターは、X軸のものを2つ搭載しています。
その他の特徴としては、イヤホンジャックやmicroSDカードスロットを搭載など。
ソフトウェアにおいては、Lenovoによるカスタムスキン最新バージョン、ZUI 13を搭載。
その大画面を活かすべく、2つアプリを同時に開くのはもちろん、フローティングウィンドウやデスクトップモードに対応しています。
プライバシーに関しては、権限へのアクセスが時系列で一目瞭然となるダッシュボード、Android 12でも実装されているマイクやカメラをオフにできるスイッチなどが実装。
デバイス間での連携では、ファイル共有や、画面のミラーリングなどに対応しています。
アクセサリー類
アクセサリー類は既に販売開始となり、クリアケースが109元(約2,000円)、フォリオケースが69元(約1,300円)、保護ガラスが59元(約1,100円)が用意。
初回販売価格はそれぞれ10元引きの99元(約1,800円)、59元(約1,100円)、49元(約900円)です。
約4.9万円から
既に予約は受付開始となっており、現地時間3月10日午前0時(日本時間同日午前1時)より販売開始。価格は以下の通りです。
- 8GB+128GB 2,699元(約4.9万円)
- 12GB+256GB 2,999元(約5.5万円)
初回販売価格は、それぞれ500元引きの2,199元(約4万円)、2,499元(約4.6万円)となっています。
またSnapdragon 8 Gen 1やデュアル冷却ファン搭載のゲーミングスマホ、Lenovo Legion Y90も同時に発表されています。
Source : 発表会生放送 Via:GIZMOCHINA
5万切ってきたか
ゲーム用途以外にも普通に良いなこれ