ロサンゼルス市検察は公式サイトで旅行者に対し、公共のUSB充電ポートのセキュリティ面の危険性を訴え、その利用を警告しました。
スマートフォンの画面占有率を上げ、近未来的なUXが印象的なディスプレイ内指紋認証。中国メーカーの多くが取り入れ、国内で販売される機種...
空港やホテルに設置してある公共のUSBポートから端末をハックする手法はジュースジャッキングとよばれています。実は現在までにジュースジャッキングの被害報告はありません。しかし、この手法で情報漏洩などの被害にあったとしても原因に気づくことは難しいため、すでに世界のどこかで行われている可能性はあります。
以前フォーブスもジュースジャッキングの危険性を指摘しており、"公共のUSBポートを利用することは道端で拾った歯ブラシで自分の歯を磨くような行為である"と警告していました。
データ通信・充電ケーブルを利用した端末のハッキングはこれまでも危険性が指摘されていました。2013年にジョージア工科大学がデモ用として作成したMactansでは1分足らずでiOSにマルウェアをインストールすることが可能であることを再現しました。
また、2015年にセキュリティの専門家であるSamy Kamkar氏が作成したKeySweeperはワイヤレスキーボードの信号に偽装して携帯電話の文字入力を遠隔で行い、勝手に他人にメッセージが送られてしまう危険性を示しました。
公共の場所で充電を行うときは通信が可能となってしまうUSBのポートではなく、自前の充電器をコンセントに刺して利用したほうが賢明でしょう。さもないと、気づいたら自分のLINEから友達全員にスパムメッセージが送られている...なんてことになるかもしれません。
Color OSは中国のスマートフォンメーカー「Oppo」によって開発されたAndroidベースのカスタムOSです。基本的な操作感や...
Souce : LA County, Tech radar
やっぱり、コンセント経由がいいんだなって