新機種ラッシュのなか、計測お疲れ様です!
iPhone 11 Pro MaxのカメラがDxO Markによってテストされ、恒例の採点がされました。スコアは総合で117点、静止画124点、ビデオ102点という結果が出ています。
あらゆるメーカーから新機種が登場する秋、DxO Markのクルー達も計測に大忙しですね…。それでは早速テスト結果の詳細を見ていきましょう!
まずはこちらの画像。実にiPhoneらしい写りと言えますね(なんとなく伝わりますでしょうか…)。そして、iOS 13.2にアップデートすると使用できる新機能、Deep Fusionがノイズを軽減し精細な仕上がりを実現しています。
Deep FusionはSmart HDRを進化させた機能で、シャッターを押す前から短時間露光と通常露光を捉え、シャッターを押したタイミングで長時間露光で撮影します。撮影前の事前情報と、撮影時の情報を約1秒という短時間で処理し、必要な要素を抽出して美しい一枚の写真にしているんです。プロセッサの優秀さがモノをいう機能と言えるでしょう。
ポートレートに関してはモデルが白人女性ということもあり、iPhoneのカメラで指摘されがちな色温度が高すぎる傾向がプラスに働いています。右の彫刻は、夕焼けの明かりと下からのライトを捉え、綺麗にディテールを表現していますね。
iPhone 11 Pro Max / Galaxy Note10+
こちらは恒例となる「ボケ」の比較。好みの問題とも言えますが、ヘアと背景がパキッと分かれているよりも、後頭部にかけて少しずつピンが合わなくなっている方が自然ではないでしょうか。
ビデオに関しても静止画と同様、すぐれた露出が他の機種との違いを生み出しています。手前の暗さに引っ張られることなく、奥の橋の色味を確実に捉えていますね。オートフォーカスの早さも高く評価されています。DxO Markでは動画撮影時の手振れに関してはテストされませんが、歩行しながらの撮影でもスタビライザーいらずのスムーズなビデオが撮れるのではないでしょうか。
iPhone 11 Pro Maxが静止画でつけられた124点はDxO Mark内でトップ5に入るハイスコア。後から発売となったPixel 4にも勝利しています。カメラスペック狙いでiPhone 11 Pro Maxを選ぶのも十分アリでしょう。
とはいえ、画像の仕上がりに関しては個々人の好みが大きく違います。後から修正できるとしても、好きな仕上がりが期待できる機種を選びたいですね。
Source: Dxomark
凄いけど細かい点数にこだわるよりもパッとした見栄えが大事と思う
iPhone11はパッとした見た感じもいい機種だが
機種名出さずに同じ構図の写真だけ並べればほぼ見分けはつかんよね
よほどカメラだめなやつでなけりゃ