Huawei傘下のHisiliconが開発・設計するチップセット「Kirinシリーズ」は今までHuaweiスマホのみに搭載されていましたが、今年から外販されるようです。
Kirinってどんなチップセット?
Huaweiが自社スマートフォンに採用していたKirinシリーズは、完全子会社のHiSiliconが生産していました。
KirinはCPUやGPUはもちろん、AIチップや5Gモデムに至るまで全てが内包されており、追加のチップがQualcommの現行SoCとは違い必要ありません。
また、Huaweiの豊富なスマホのラインナップを全てカバーしているので、様々なグレードのSoCが揃っている上、どれも実績豊富なものです。
つい先日、Qualcommは新型SoCのSnapragon 865を発表したばかりですが、Huawei傘下のHisilliconも次...
アメリカの禁輸措置が影響している?
このHuaweiのKirinシリーズの外販、やはり気になるのは2019年のアメリカ政府による事実上の禁輸措置との関わりです。
Huaweiは中国国外では今年も厳しい戦いを強いれれると見られており、Kirinシリーズの外販は会社を安定化させるための経営多角化の一環でしょう。
とはいえ、Huaweiのチップセットを買うとアメリカ政府に睨まれそうです。購入先の候補は、アメリカ市場に進出していない中国メーカーのOPPOやXiaomiなど、かなり限定されるのではないでしょうか。
Huawei輪番会長の徐勇氏は、新年の挨拶で2020年も引き続きアメリカの規制を受けるだろうと述べました。また、2019年前半のような成長は見込めないが、それでも毎年18%の成長ができるだろうとも述べています。
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長方形のカメラゾーンが特徴的。 中国メディアは12月25日、Huawei P40 Proのレンダリング画像を公開しました。
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Source : IT之家、Via : Gizchina
ファーウェイ、頑張れ!