Huaweiは先月下旬にHuawei P40シリーズを発売しました。シリーズ内の最上位機種であるHuawei P40 Pro+はペンタ(5眼)カメラを搭載するなど高性能ですが、それに伴い価格は高価になっています。
P40シリーズに限らず、フラッグシップ級のスマートフォンは各社どれも10万円を超すなど高額です。しかし、Huawei P40シリーズの中国国内での販売価格は、グローバル版よりも最大30%程度低く設定されるかもしれないというリーク情報が入りました。
もし実現すれば魅力的な価格
Huawei P40(RAM 8GB+128GBストレージ)の例をとると、ヨーロッパの価格は799ユーロ(約9万3,500円)。
それに対し中国国内向けの価格予想を見てましょう。中国の有名ブロガーのweibo投稿では4488元(約6万8,500円)という予想がされています。また、Gadgets360は4288元(約6万5,500円)という数字を報じています。仮に後者だった場合、グローバル版と比較すると約30%オフになります。
いずれのリーク情報でも、グローバル版よりはいくらか安くなるという見立てです。P40シリーズはフラッグシップモデルでありながら、中国で買えば7万円でお釣りが出る価格になるかもしれません。
Huaweiは「中国重視」を強める?
海外専売のスマートフォンを日本から購入する場合には様々な方法があります。現地に行って買うのがわかりやすい方法ですが、最も現実的なのは通販業者を通じて輸入することではないでしょうか。現状の情報を追う限り、P40シリーズを買う場合は、発送費などの諸経費を足し算しても中国向けモデルを買うのが最も安くなりそうです。
また、憶測の域を出ませんが、Huaweiは自国のユーザーをさらに優遇する方向に舵を取ったのかもしれません。アメリカと中国間の貿易摩擦にはまだ決着がついていませんし、十数億人の人々が暮らす中国市場の規模はかなりのものです。グローバル市場より中国市場に力を入れても、会社の屋台骨は揺るがないという判断なのでしょうか。
source: Gadgets360, weibo, Huawei
P30の時からだけど、大事に育ててきた海外市場が壊滅した結果中国で投げ売りすることでシェア維持しようとしてるよね。でもそれ他の中華メーカーの中国内出荷シェアが死ぬんだよなあ
まあOPPO Xiaomiあたりは海外で絶好調だから世界シェア微減くらいで済んでるけど
今は中共の愛国マジックがあるからいいとしても、今後国内で他中華メーカーにシェア取られて元通りくらいになったらどうなるんだろ