HUAWEIの次期フラグシップモデル、HUAWEI P50シリーズに関する情報がリークされています。アメリカ政府の制裁により部品(特にチップ)不足とみられているHUAWEIですが、P50シリーズは例年通り2021年上半期に発売されるようです。
また、P50シリーズはグローバル版でもAndroid OS版と非Android OS版(Harmony OS搭載)を販売する方針のようです。
無印、Pro、Pro+の3種類を同時にリリースか
中国の著名リーカーTeme氏が、HUAWEI P50シリーズに関する情報をTwitterでリークしました。
https://twitter.com/RODENT950/status/1344785910525788161
Teme氏によると、ディスプレイサイズが異なる3種類のモデルが同時にリリースされるようです。
- 6.1-6.2インチのコンパクトモデル
- 6.6インチの標準モデル
- 6.8インチの大型モデル
機種名は明らかになっていませんが、おそらく6.1-6.2インチがスタンダードなP50、6.6インチが上位モデルのP50 Pro、そして6.8インチが最上位のP50 Pro+と見られています。
前モデルのP40シリーズも無印、Pro、Pro+の3種類が同時に発表されました。P50シリーズも同じ流れになる可能性が高いでしょう。
また、昨年末にはOnLeaksによってHUAWEI P50 Proのものと思われるレンダリング画像もリークされています。
ディスプレイサイズはTeme氏のリークと同じく6.6インチ、本体サイズは159 x 73 mmです。ディスプレイサイズ・本体サイズともにP40 Proとほとんど変わりません。
一方、P40 Proで横長だったパンチホールはかなり小さくなるようです。配置も画面左上から中央へ変更されています。また、ディスプレイの側面がラウンドしているのが分かります。
ディスプレイはこれまで通りサムスンとLGが供給するとのことです。
HUAWEI P50シリーズは2021年上半期に発売予定
HUAWEIはアメリカ政府の制裁により苦境に立たされています。スマホに欠かせないSoCの調達・製造もままならず、主要ブランドの1つであった「Honor」も手放してしまいました。
P50もリリースされないのではないか?という声がありましたが、従来のPシリーズ同様に2021年上半期に発売されるようです。昨年リリースされたMate 40シリーズは最後のKirin搭載機と言われていましたが、P50シリーズもMate 40 Pro / Pro+と同じKirin 9000を搭載すると言われています。Kirin 9000の在庫をすべてMate 40 Pro / Pro+に使い切ったわけではなかったようです。
グローバル版でもHaromony OS搭載版を販売する模様
HuaweiはP50シリーズの搭載OSについて、中国版はHaromony OSのみ、グローバル版はHarmony OS搭載版とAndroid OS搭載版の両方とするようです。
Huawei P50
• For Globally - Harmony OS / Android OS both variant
• For China - Harmony OS
• Launch lately in Spring or after, that earlier I had confirmed.
• It'll may be have Kirin 9000E (Follow Mate 40 series ways)
• 6GB/8GB LPDDR4X
• 128GB/256GB UFS 3.0 (3/3) pic.twitter.com/ddCuJ4nYew— Yash Raj Chaudhary (@hereYashRaj) January 9, 2021
米政府制裁下で、強気な姿勢を維持するHUAWEI。仮に米政府の制裁が緩和・解除されてもGoogleとの関係を修復する気はないのかもしれませんね。
Source: Gizchina (1), (2), Twitter(1), Twitter(2)
Kirin大丈夫なのか?
いやマジで