Huaweiは24日、上海市中心部、黄浦区の南京大楼に世界最大のHuaweiフラッグシップストアをオープンしました。南京大楼の位置するエリアはGUCCI、COACHなど欧米の高級ブランドも立ち並ぶ東京の銀座のような地域で、一流のブランドとしてのHuaweiの姿が伺えます。
床面積5,000m2の巨大店舗
新しいフラッグシップストアの延床面積は5,000m2。日本最大のアップルストア「Apple丸の内」の2倍前後の大きさです。7階建てのビル全てにHuaweiが入居するわけではなく、4階以上の上層階など一部は既存店舗やオフィスとして利用されています。
吹き抜けのフロントはフリースペースとして活用され、Huaweiは「友人とおしゃべりをしたり、歩き回ったりすることが出来る」と紹介しています。
店舗一階にHuaweiの全てのジャンルの製品群がまとめられており、ここだけでも一つのストアとして機能しています。手前に見えるのは左がHuawei Band、右はHuawei P40 Proでしょうか。壁と一体化した巨大な窓は、外部との障壁を少なく、より多くの自然光を取り入れることを目的としているということです。
その他のフロアには、HuaweiのAIを活用したスマートホームのショウルームのような施設も用意されています。西洋風の豪華な照明や白を基調としたエレガントな装飾がいかにも現代中国らしいです。
店舗内では、毎日60以上の「講座」が開催され、映像制作、プログラミングからスポーツにいたるまで幅広いジャンルが取り扱われるといいます。この辺りは、世界各地のAppleストアでも開催されているセッション、「Today At Apple」を意識したものではないでしょうか。
外観はグローバルブランドの旗艦店らしい佇まい
店舗が入居する南京大楼の歴史は長く、100年近く前まで遡ります。1935年に建設された哈同大楼をその前身とし、老舗の服飾店「老介福」はこの地で70年以上営業を続けています。ドイツのシーメンスは、ここに中国で初めての拠点を置き、中国での事業をスタートさせました。
2012年からは、アメリカのフォーエバー21が現在Huaweiの入るテナントで営業していました。
私がこの店舗画像を見たときに真っ先に想像したのは、パリのルイ・ヴィトン本店の外観です(私は勿論行ったことがありませんが)。多くのグローバルブランドに囲まれた立地や、ちょうど大通りの交差点に位置し、ビルの一番上に大きくブランドのロゴマークが描かれている様子はソックリです。
上海に行く機会があったら是非行ってみたいなあ・・・。
Source:Huawei
めっちゃ密集してて草