2020年2月におけるHuaweiのスマホの出荷台数が伸び悩んでいるようです。調査会社Strategy Analyticsのリサーチに基づいて、テクノロジー系ニュースサイトの新浪科技やAndroidCentralが報じました。
Xiaomiに追い越されて4位に転落
2月単月で見ると、1位はサムスン(1,820万台)、2位Apple(1,020万台)、3位Xiaomi(600万台)、そして4位がHuawei(550万台)という結果になっています。
1月単月では第3位だったHuaweiは、第4位へと転落。2月にMi 10シリーズ(Mi 10/Mi 10 Pro)を発売し、目下のところ好調のXiaomiに追い越されています。
2019年通年では出荷台数2億4千万台を記録し、Appleに大きな差をつけ第2位となっていたHuawei。
しかし、2019年後半からはその勢いも衰え始め、2019年11月時点の単月成績でAppleに抜かれて第3位へと転落。そして前述のようにXiaomiにまで追い越されてしまう始末。このままでは、2020年の通年成績で2位どころか3位の座も危うくなる可能性があります。
Huaweiが低調な理由①Google系アプリが使えないこと
アメリカ政府によるHuaweiへの制裁の影響が、ついに数値として現れてきたように思います。やはりGoogle系アプリが使えない弊害は大きく、何か打開策を打たない限り、いくら高性能・高コスパなスマホでも売れにくい状況は続くでしょう。
Huaweiは、Google系アプリを入手する方法をユーザーに提供しようと試行錯誤しています。
Huaweiが低調な理由②コロナウイルスによる市場鈍化の影響
スマホ市場全体を見ても、2020年2月の全メーカースマホ出荷台数は、前月の出荷台数に比べて38%減少したことが分かっています。
原因はやはり、1月から2月にかけて流行し始めた新型コロナウイルスの影響でしょう。このような非常事態に、新しいスマホを購入しようというユーザーは多くないはずです。
状況が悪化した3月は、さらに出荷台数が減少しているのではないでしょうか。この状況はHuaweiのみならず、他のメーカーにとっても辛いはず。早期の事態収束が望まれます。
source:新浪科技, AndroidCentral
だろうな。GMS使えなきゃそのうち落ちるだろと思ってたわ。
P40高いし…大丈夫?