先週、Huaweiのリチャード・ユーCEOがHuawei AR Mapを発表しました。現在、Huawei AppGalleryでからダウンロードでき、Huawei P40シリーズのみが利用できます。
Huawei AR Mapの特徴
発表された主な機能は三つです。機能について、Huaweiのデモンストレーション動画がbilibili上に公開されています。
ARライブナビゲーション
携帯電話を持ち上げると現在地を認識し、目標点を設定出来ます。ナビゲーションが開始されると、ナビゲーションガイダンスがリアルタイムで直感的に表示されます。
動画では道の上にホログラフィックが表示され、目的地まで続いている様子が紹介されていました。発表にあった、センチメートル単位で備わっている3Dマップデータがこのような正確なナビゲーションを可能としていると考えられます。
ホログラフィックで情報を見る
検索して周辺を映すと、認識されたものに名前や簡単な情報などの様々なサインが表示されます。タッチすると、詳しい説明などがさらに表示されます。
デモンストレーション動画では仏像にカメラを向けると即座に認識し、年代や名前、説明や動画が表示される様子が紹介されていました。特に観光などで役立ちそうな機能です。
仮想のキャラクターと写真を撮る
現実の空間に妖精や神話の生き物を映し出します。仮想のキャラクターと一緒に写真を撮ることも出来ます。また、ARでイベントも開催されるようです。ライブデモンストレーションでは、南京路の空を泳ぐ巨大な鯉が現れていました。
また、Huawei AR MapはAIで3Dオブジェクトを認識し、ミリメートル単位でホログラフィックを正確に統合します。これにより、現実世界とズレをほぼ無くし、ホログラフィックをシームレスに表示できるようです。
世界から注目されるAR
AR(拡張現実)はVRと共に次世代の技術として5G通信の応用分野として期待されています。AppleもiPhone 5G (iPhone 12)ではAR機能強化をはかっていくと見られています。
最も利用されている地図サービス、Google MapにもAR機能は搭載されていますが、Huawei AR Mapほど本格的なものではありません。少なくとも現時点では、AR分野において、HuaweiはAppleとGoogleよりも先を行っているように思えます。
Source:Sparrows News
AR3兄弟とか一時期やたらメディアに出まくってて
「街中をスマホでかざしたらお店のレビューや情報も出てきてコレが普通になって~」
とかVR元年並に盛り上がってたんだけどねぇ