Xiaomiといえば、世界でもHUAWEIに次いで第四位の販売数を持つスマートフォンメーカーです。今回GIZMOCHINAにて、Xiaomi製品の一つであるRedmi K20 Proのブートローダーを実際にアンロックした手順が解説されていたので、ここでも紹介していこうと思います。基本的にXiaomi製品であればどれでも手順は同じとなります。
ブートローダーとは、端末の起動後にハードウェアの主導権をAndroid等任意のOSに受け渡すプログラム。基本的に市販のスマートフォンは起動した後、メーカーが予めインストールしたOSが起動されます。ブートローダーをアンロックすればメーカーのOSが勝手に起動することがなくなるので、TWRPなどのリカバリーツールや多くのカスタムROMが利用できるようになります。
手順
早速手順を解説していきます。これによりいかなる損害が発生しても、責任は負えません。入念な下調べの上、自己責任で行ってください。
準備
アンロックにははスマホ本体の他にWindows PCと、それらを接続するUSBケーブルを使用します。また、XiaomiのMiアカウントも必要です。Googleアカウント連携でも作成できるので、ぱぱっと作成しておきましょう。アンロックの際に必要なMi Unlockをダウンロードしておいてください。PC上で使用します。
この他に、充電を70%以上は溜めておくこと、アンロック時に端末が初期化されるためバックアップをとっておくことが推奨されています。
開発者モードを有効にする
設定→デバイス情報から、「MIUIバージョン」の項目を7回ほどタップします。これで開発者モードが有効になるはずです。他のMIUI端末でも基本的にこの手順は同じですね。
開発者向けオプションの設定
設定→システムとデバイス→追加設定から、開発者向けオプションを開きます。ここで「USBデバッグ」と、「OEMロック解除」の項目をオンにしてください。(画像はMi9のものです)
FastBootモードで起動
二度目ですが、バックアップをとっておいてください。
端末を一度シャットダウンし、音量ボタン(下)と電源ボタンを同時に押してFastBootモードで起動します。
実際にアンロック
今まではアンロックする前にXiaomiにアンロックの申請をする必要がありましたが、最近はMi Unlockを使う際に自動で許可が与えられるようです。
FastBootモードで起動後、PCと端末をUSBケーブルで接続します。その状態で先程ダウンロードしたmiflash_unlock.exeを開いてください。Mi Unlockには、今回アンロックするRedmi K20 Proにログインしているものと同じMiアカウントでログインします。
FastBootモードの端末を接続した状態で、Mi Unlockを開くとこのような画面になります。アンロックするとセキュリティが脆くなるよ、などの注意書きが書いてあります。「Unlock」ボタンを押してアンロック作業に入ります。
再起動
上の手順に成功すると、Mi Unlock上でアンロックに成功した旨が表示されます。場合によっては、〇〇時間後(数日間)にもう一度見に来てくださいなどと表示されることがあるようです。その時はまたしばらく待つ必要があります。
もし成功したら電源ボタンを10秒ほど長押しして端末を再起動し、アンロック作業が完了となります。お疲れ様でした!
Source:GIZMOCHINA
はじめまして、中華スマホ初心者です。
いろいろ情報集めて勉強してアンロック画面までたどり着けるようになったのですが、一つ心配なことがあって実行出来ません。アンロックというのはブートローダーが勝手にOSを起動させなくなるようになるとどこかで読んだので、アンロック後はすべてが真っ白になって(パソコンでいうところのOSの入ってないフォーマット状態)になってMIUIが起動しなくなるのでしょうか?カスタムロムやTWRPなどを準備しておいてアンロックしなければいけないのでしょうか?それが心配でアンロック出来ません。不躾で申し訳ないのですがアドバイス頂ければ幸いです。よろしくおねがいしますm(_ _)m