先日、HuaweiのサブブランドであるHonorは、新型タブレットのHonor Pad V6を発表しました。
MatePad 10.4とそっくりな形状で画面サイズなども全く同じですが、背面カラーと一部仕様が変更されています。
MatePadからやや内部スペックが向上
内部スペックの面では、MatePad 10.4からいくつかの点で変更が行われています。
SoCとメモリ、カメラが強化
まず、処理速度とカメラが向上しました。
SoCがMatePad 10.4のKirin 810(Antutu Ver.8 約24万点)からKirin 985(同、約40万点)に変更。重たいゲームを思い存分楽しみたいユーザーでも満足できるスペックになりました。
また、メモリはMatePad 10.4が4GB/6GBの2バージョンであったのに対し6GBのみに。ストレージは変わらず64GB/128GBの2バージョンが用意されています。
他にも背面カメラがMatePadの8MP(F1.8)から13MP(F1.8)にパワーアップしています。なお、インカメラのスペックは8MP(F2.2)のままです。
通信速度も大幅に高速化
同時に通信速度もパワーアップします。
まず、通常のWiFiモデルに加え5Gモデルも用意されるようになりました。5GはNSA/SAの両方、中国国内の通信キャリアのバンドのすべてに対応します。
また、MatePadでは未対応だったWiFi 6およびWiFi 6+に対応します。WiFI 6は今年の1月に採用された新しいWiFiの規格で、従来のWiFi 5より4〜10倍高速化が期待できるとのこと。
WiFi 6+はWiFi 6をHuaweiが独自に拡張したもので、規格上はWiFi 6と変わらないものの、WiFi 6+を使ったルーターを用いることで実効速度が向上すると言われています。
その他のスペックは全く同じ
その他のスペックはほとんど同じです。MatePad 10.4と同様、スマートフォンを近づけて画面ミラーリングをしたりマルチタスクをしたりすることも可能。純正スタイラスを利用した筆圧検知にも対応しており、MatePad 10.4の完全な上位互換モデルとも言えるでしょう。
発売は6月から。価格は今のところ明らかになっていません。が、さすがに、MatePad 10.4の価格(約3万円)よりは高くなるでしょう。とはいえ同じHonorブランドのHonor X10のような強烈なコストパフォーマンスを期待したいところです。
そういや何かHuaweiは日本でMatepad proを出すようやね。厳しいだろうけどこういった廉価タブレットも出して欲しいな