Huaweiから2019年8月に発表されたスマートフォン、Huawei Nova 5Tの欧州発売がパリで行われたイベントで明らかとなりました。Huawei Nova 5Tは2019年の5月に発表されたHonor 20というモデルのグローバル版となっています。
カラーはブルーとパープル、ブラックの合計三色が展開されます。価格は£399/€499(約60000円)。なお、カラーデザインを除きスペックは変更されていません。
スペックをチェック【Kirin 980・高速充電対応】
Huawei Nova 5TはHuaweiのスマートフォンでは珍しいパンチホールディスプレイが採用され、画面左上にセルフィー用カメラが搭載されています。
ディスプレイサイズは6.26インチ(2,340 x 1,080)、背面には四つのカメラレンズを備えています。カメラレンズはそれぞれ48+16+2+2MPとなっています。
ミッドレンジスマートフォンでありながら、Huawei Nova 5TのチップセットにはKirin 980という評価の高いものが採用されています。メモリは6GB、内蔵ストレージは128GBとなっています。
22.5Wの高速充電に対応するだけでなく3,750mAhものバッテリーを搭載していることから、バッテリー方面でも優れたスマートフォンだと言えるでしょう。
そのほか本体側面には指紋センサーが配置されていますが、3.5mmイヤホンジャックはありません。
Honor 20との違いはデザイン
Honor 20とHuawei Nova 5Tの違いは背面のデザインとなっています。
Honorのロゴが配置されていた背面には、新しくなったNovaのロゴがデザインされています。また、背面に「NOVA」の文字が並ぶようにパターン配置されているのがデザイン面での大きな特徴です。
GoogleアプリもOK
Huawei Mate 30シリーズはGoogleアプリ非対応という状態で発売となりましたが、グローバルをターゲットとするHuawei Nova 5TにはGoogleアプリに対応していること(標準搭載)が分かっています。ただし、EMUI 9.0(Android 9.0)搭載であることがネックだとも言えるでしょう。
この理由は明かされていませんが、アメリカによる制裁の影響が出る前にHuawei Nova 5T自体の認証などの手続きが済まされていたからだと予想されています。
追記(10月18日)
アメリカによるHuaweiへの制裁の影響は過去に発売されたHuawei製デバイスへはありません。よってGoogleアプリ対応の状態で発売されたHuawei Nova 5Tは今後OSアップデートを受けることができます。
EMUI 10(Android 10)の配信はすでに一部機種の間ではじまっていることから、この先Huawei Nova 5Tへも期待できるでしょう。
Source: Huawei UK公式ホームページ
ちょっと背面デザインロゴが五月蠅いな