Googleの独自SoC、TensorはサムスンのExynosをベースにしています。今年秋のリリースが噂されるPixel 8 / 8 Proに搭載されるTensor G3もサムスン製になることがほぼ確定しています。
これまでサムスンへの依存が続いていたTensorですが、2025年モデル向けのTensor G5(仮称)はGoogleが完全に自社開発すると言われています。製造も、サムスンではなくTSMCが担当するようです。
2025年のTensor G5で脱サムスンへ
The Informationによると、2025年に発売されるPixel 10シリーズ(仮称)ではGoogleが完全に自社開発するTensorチップが搭載されるようです。
Googleはすでに"Redondo"というコードネームの新チップを開発しており、2024年にPixel 9(仮称)向けのTensor G4として発売する予定があったようです。しかし、開発に遅れが生じたため、Tensor G4はこれまで通りサムスンのExynosがベースになるとしています。
その代わりに、Googleはコードネーム「Laguna」と呼ばれる別のチップも開発中のようです。こちらはTensor G5として2025年に発売される予定で、TSMCの3nmプロセスで製造されます。サムスンへの依存を脱却し、真の独自開発SoCになるようです。
現行のTensorチップはQualcommのSnapdragonやAppleのAシリーズなどに性能面で後れを取っています。完全自社開発でライバルにどこまで迫れるのか、注目です。
Source: Android Central, The Information
これでキムチ嫌悪で避けていたユーザーも取り込めて
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