かねてから噂が出ているGoogle初の折りたたみスマホに、Samsung Displayが開発したUTG(超薄型ガラス)が採用されるかもしれません。韓国のニュースサイト、ET Newsが伝えています。
従来はサムスン製の折りたたみスマホへ独占的に供給していたUTGですが、今後は様々なメーカーのスマホへ供給されるようです。
事業拡大を見据え、UTGの供給を開始
これまでSamsung DisplayのUTGはGalaxy Z Fold 2やGalaxy Z Flipといったサムスン製スマホへ独占的に供給されていました。ET Newsによると、今後はサムスン以外のメーカーにも供給されることになるようです。
UTGの供給を決めた理由としては折りたたみディスプレイ事業を強化し、最終的には競合他社よりも優位に立つため、とされています。
UTGはSamsung DisplayがガラスメーカーのDowoo Insys社と共同で開発した超薄型ガラスです。従来の折りたたみスマホに採用されていたポリイミドフィルムと比べ、耐久性に優れています。
Googleの折りたたみスマホはサムスンのUTGを採用か
Googleは同社初の折りたたみスマホ、Pixel Fold(仮称)を開発中と噂されています。ET Newsによるとサムスン製UTGの供給先の1つとしてGoogleの名前が挙がっており、Pixel FoldにUTGが採用される可能性が高いようです。
Googleの折りたたみスマホの発売日は不明ですが、2021年後半から2022年初めではないかと言われています。今年の後半ならPixel 6/6 Proと同時に発表される可能性もあるようです。なお、GoogleとサムスンはPixel 6シリーズ向けのカスタムSoCも共同開発中といわれています。
Source: ET News, Via: phoneArena
年内発表期待してる