「GeForce NOW Powered by SoftBank」が、6月10日から公式にスタートすることが発表されました。
事前登録をしていた人にとっては、待ちに待ったサービスではないでしょうか。
「GeForce NOW Powered by SoftBank」とは
「GeForce NOW Powered by SoftBank」は国内向けクラウドサービスで、ゲーム中の負荷がかかるデータ処理をサーバーで行い、ストリーミング配信してくれます。ゲームタイトルは一部無料もありますが、基本的に有料です。そのため、デジタルストアのアカウントを作り、そこで購入して遊ぶようになります。
無操作時間が10分程度続くと自動でログアウトします。また、4時間連続でプレーをすると、画面上部にカウントダウンが始まり、セッションが切れてしまうので、都度セーブをしておかないと危険です。
WindowsPC/MacPC/Androidは対応していますが、iPhoneは未対応なため、iPhoneユーザーが多い日本ではどれだけの利用者を獲得することができるのか楽しみです。
無料期間のみの利用も可能
月額1,800円(税抜)ですが、6月中に登録完了すれば61日間、7月中に登録完了した場合は31日間無料で利用することができるので、無料期間だけ使ってみても良いでしょう。すでに終了している事前登録をしていた人は無料期間終了から半年間月額900円(税抜)で使うことができるようになっています。
登録にはクレジットカード番号が原則必要です。ソフトバンク・ワイモバイル利用者は「まとめて支払い」の利用もできます。
利用前に注意する点
サービス内にすでにプレーしているタイトルがあれば、データの引き継ぎが可能です。現在提供が決まっているだけでも400タイトル以上あります。
利用にあたり、対応端末のメモリには注意が必要のようです。WindowsPC/MacPCについては4GBのシステムメモリ(他要項あり)、Androidは2GB以上のメモリが空いていなければならないので、メモリギリギリで利用している端末については実行できない可能性があります。
Mac製品については標準IME以外を利用している場合、文字入力できない場合があります。その場合は、「shift」を押しながらであれば入力できる可能性があるようです。
また、通信速度についても、推奨されている速度が25Mbps(最低15Mbps以上)のため、格安SIM利用者は快適に利用するのは難しいかもしれません。
5Gが全国的に普及すれば快適に利用することができると思いますが、4Gが主流の現在では、WiFi環境下でない限りパフォーマンスを発揮することはできないかもしれません。
大手が注目するクラウドゲーム市場
Google「Stadia」やAmazon等、大手プラットフォーマーがクラウドゲーム市場に注目しています。
海外の動画配信サービス(Netflix)や音楽配信サービス(Spotify)が日本に参入したように、クラウドゲームサービスの日本市場参入が今後本格的に始まると予想されます。無料期間中(最大61日間)に一度試してみる価値はあるかもしれません。
Source: GeForceNow
アメリカ:4.99USD(約550円弱)
イギリス:4.99GBP(約700円弱)
日本:1800円
いくらなんでもこれは…。