近年、スマートフォンの高性能化に伴い、市場にはゲーミングスマホと呼ばれるスマートフォンが登場しています。ゲーミングスマホは大容量のメモリ(RAM)や高性能なチップセット(Soc)を搭載しているだけでなく、電池持ち等でも優秀です。普通のスマートフォンとしても使用できる十分なスペックを持っています。
また、強力な冷却システムを搭載する事によって同じSocを搭載している端末よりも快適ゲームをプレイする事もできます。この記事ではそんなゲーミングスマホの主要現行モデルについて、おすすめモデルを5つ紹介します。
ROG Phone
ROG PhoneはASUS社製の高性能スマートフォンです。ROGは「Republic of Gamers」の略。ゲーマー向けPC部品で有名なASUSのブランドです。
SocにはオーバークロックしたSnapdragon 845、8GBの大容量RAMが搭載されています。ディスプレイは90Hzのリフレッシュレートを持ち、1msの応答速度を持っています。
このスマートフォンの特徴は独自開発の冷却システムと外付けのサイドマウントアダプターです。処理速度だけでなくゲームをする上で不自由の無い用に設計されています。価格は現在99000円程で、初期価格より少し下がりました。
Razer Phone 2
Razer Phone 2はゲーミング製品を専門に開発しているメーカーであるRazer初のスマホ、Razer Phoneの第2世代です。SocにはSnapdragon 845、8GBの大容量RAMを搭載しています。
Snapdragon 835を搭載していた初代Razer Phoneと比べて処理速度が向上しています。また、ワイヤレス充電に対応し、RAMも更に高品質な物が搭載されています。
特徴は120Hzという高いリフレッシュレートです。90Hzのリフレッシュレートを持つゲーミングスマホが多いため、大きな魅力と言えるでしょう。
現在68000円程で購入可能です。
Xiaomi Black Shark 2
2010年に設立され、その魅力的なコストパフォーマンスであっという間に世界シェア4位に上り詰めたXiaomi傘下のBlack Shark社のゲーミングスマホです。他のゲーミングスマホに比べて安い価格が魅力的です。
Socには最新のSnapdragon 855が搭載されており、現状最高クラスの処理速度を持つスマートフォンとなっています。RAMは6GB、8GB、12GBから選択可能です。最低価格は50000円台からと、とてもお得に購入する事が出来ます。
Nubia Red Magic 3
Red Magic 3は中国ZTEのサブブランド Nubiaのゲーミングスマホです。6.65インチと他のゲーミングスマホに比べて画面が大きく、ゲーム画面が見やすくなっています。バッテリーも5000mAhのため長時間のゲームプレイにも耐えられるようになっています。リフレッシュレートは90Hzです。
SocにはSnapdragon 855を搭載しており、抜群の処理速度を誇ります。RAMは6GB、8GB、12GBの中から選択可能です。まだ発売されていませんが、48000円からとBlack Shark2と同じくらいの低価格となる模様です。
Huawei Honor Play
2018年6月に発売されたHuaweiのゲーミングスマホです。SocにはKirin970、RAMは4GBか6GBから選択可能です。Kirin970は8万円程で購入可能なHuawei P20 Proに搭載されているSocです。他のゲーミングスマホに比べて性能は落ちてしまいますが現在29800円で購入出来る点がとても魅力的です。
ゲームプレイ時にGPUをブーストできる「GPU Turbo」や、ゲーム中に本体を振動させる機能も搭載しています。ゲーミングスマホの入門機として、とてもおすすめです。
まとめ
スマートフォンの高性能化に伴い様々な特徴を持ったスマートフォンが登場しています。ゲーミングスマホはその内の一つです。一味違う攻めたデザインと機能が魅力的なゲーミングスマホ。デザインの好み・性能や予算と相談しながら一機買ってみるのも有りかもしれません。
RedMagicにちょっと期待してたんだけど、ベンチマークチート発覚で残念。HUAWEIもそうだけどブーストモード積むならゲーム用だと公開して堂々と積めばいいのになんで下手に隠すんかな、もったいない。