韓国メディア「ZD Net」によると、Samsungは今年8月にも5nmプロセスで製造されたExynos 992が量産体制に入ると報じています。5nmプロセスで製造されたExynos 992は、電力効率とグラフィックス処理性能が大幅に向上しています。
Exynos 992は、今年8月に発表予定のGalaxy Note20に搭載予定と噂されています。Exynos 992はSnapdragon 865シリーズ(7nmプロセスで製造)より性能面で上回るでしょう。サムスンがQualcommより先に5nmプロセスで製造されたSocを出せるか、そして、Note20がそのSocを初めて搭載するモデルになるか、注目が集まります。
5nmプロセスで製造されたExynos 992の凄さとは?
現行のSoCは7nmプロセスで製造されているのに対して、Exynos 992ではより薄い5nmプロセスでSoCが製造されます。数字が小さくなるほどたくさんの情報を半導体に詰め込めるため、処理性能の向上や省電力化、小型化が期待できます。詳しい5nmプロセスの説明は、下記の過去記事をご確認ください。
Samsungが開発したExynos 992は「ARM Cortex-A78コア」と「Mali-G78 GPU」を搭載。Exynos 990と比較して電力効率とグラフィックス処理性能が大幅に向上しそうです。
半導体業界のある関係者によると「8月にExynos 992を発売するための準備はすべて終了しました。あとはSamsungがGalaxy Note 20にExynos 992を搭載するかどうか決定するだけだ」とコメントしています。
Samsung「Exynos 992」の他にもHuaweiの「Kirin 1000」やQualcommの「Snapdragon 875」、TSMCが5nmプロセスでのSoC製造開発に積極的です。5nmプロセスでのSoC開発が一般的になれば、スマホの更なる処理性能向上・バッテリー持ちの改善が期待できます。
Note20はiPhone 12シリーズに対抗できるモデルになるか
Galaxy Note20は、ディスプレイ技術(LTPO採用予定)でも、Apple 12シリーズより一歩先を行くと見られています。Exynos992(5nmプロセス)初搭載となれば、Socのスペックでも差別化できそうですね。
他方、スペック向上のために頑張りすぎて不具合を起こさないように、今回は気を付けてほしいですね。
同じモデルならスナドラが載ってる方を買いたいな