Galaxyブランドのタフネススマホ、Galaxy Xcover 5が正式発表されました。屋内外のアクティビティを楽しむユーザーや、耐久性のあるスマホを仕事で使いたいユーザーなどをターゲットとしたモデルです。コンパクトサイズのスマホとなり、価格は約330ユーロ(約4万円)となる予定です。
Exynos 850搭載のコンパクト機
Galaxy Xcover 5はディスプレイに5.3インチ(HD+)の小型LCDを搭載します。内蔵メモリとストレージはそれぞれ4GBと64GBに、チップセットにはExynos 850が採用されています。
バッテリー容量は3,000mAh、USB Type-CとPOGO端子の両方からの給電ができるほか、ユーザーがバックパネルを開けて交換することも可能になっています。
リアには16MPのシングルカメラを備え、顔認証にも使われるフロントカメラは5MPという仕様です。
ビジネスでの使用も考えられており、特殊な機能を割り当てできるボタンも搭載されています。その機能の例として、ボタンからMicrosoft Teamsアプリと連動してトランシーバーとしての使用が可能になります。独立したXCoverキーでは、ユーザーの選んだアプリや機能をそこからすぐに起動をできるように設定ができます。
タフネススマホとして、本体フレームは衝撃を吸収する素材が使われています。IP68の防水防塵性能を誇るだけでなく、アメリカ国防総省によるMIL-STD810Hの認証も受けていることを強みとしています。
タフネススマホは減少しているがそれを求めるユーザーが存在する
タフネススマホは国内では京セラが得意としますが、大手メーカーによる新機種は減少傾向です。これはディスプレイ素材の耐久性の向上や防水防塵性能の高さが低価格機種でも確保されるようになったこと、タフネス系のアクセサリの種類が増えたことなどが理由です。現在は中華系の中小メーカーがタフネススマホに積極的になっています。サムスンからGalaxy Xcover 5のようなモデルが登場することは、ユーザーにとって選択肢が増えてメリットとなるでしょう。
Galaxy Xcover 5は3月からアジアやヨーロッパ、ラテンアメリカなどの地域で発売される予定となっています。
Source: サムスン
xperia Aceと似てる