サムスン今年初となるフラッグシップモデル、Galaxy S21シリーズが遂に正式発表となりました。中でも、最上位モデルGalaxy S21 Ultraは、Sシリーズ初のSペンに対応している点が特徴的です。
Galaxy S21 Ultra
- Snapdragon 888/Exynos 2100
- 6.8インチ1,440p(QHD+) AMOLEDエッジディスプレイ(パンチホール)画面輝度最大1,500 nits
- 120Hzリフレッシュレート(10~120Hz)
- Gorilla Glass Victus
- 12/16GB RAM + 128/256/512GB UFS3.1 ROM
- 5,000mAhバッテリー、25W有線、PD3.0、15Wワイヤレス、4.5Wリバースワイヤレス充電に対応
- 画面内指紋認証(超音波式)
- リアカメラ:108MPメイン(f/1.8 1/1.33 OIS)+12MP超広角(f/2.2 1/2.25)+10MPペリスコープ(f/4.9 1/3.24 OIS 光学10倍)+10MP望遠(f/2.4 1/3.24 OIS 光学3倍)+Laser AF、最大100倍ズーム、8K24FPS
- インカメラ:40MP(f/2.2 1/2.8)
- ステレオスピーカー(AKG)
- IP68
- Sペン対応
- Wi-Fi 6E対応
- 165.1×75.6×8.9mm、229/227g(mmW/sub6)
SoCには先日発表されたExynos 2100、またはSnapdragon 888を搭載し、QHD+ディスプレイや120Hzリフレッシュレート、IP68対応など正しくザ・フラッグシップのGalaxy S21 Ultra。
カメラにおいては、シリーズにおいて唯一108MPセンサー(第2世代)をメインレンズに採用しており、ナイトモード撮影時には9 in 1のピクセルビニングにより、より多くの光を取り入れることが可能としています。
また、Space Zoomと呼ばれる100倍ズームは前モデルS20 Ultraよりもより安定して撮影ができるように。
さらに、S21 Ultraにおいては全てのレンズで4K60FPS動画撮影が可能となっており、さらに動画撮影時には一つの画面上で同時に全てのレンズの画面を確認できる「Director's View」機能なども(こちらはS21シリーズ全て対応)。
シリーズ初のSペン対応
Galaxy S21 UltraはSシリーズ初のSペン対応となり、同時に2種類のSペンが発表されました。通常のSペンは従来モデルよりも大きく充電は必要なく、SペンProはエアアクションなどBluetoothを利用した機能全てが使用できるモデルになっているとのこと。通常版は39.99ドル(約4100円)でS21 Ultraと同時に発売開始となりますが、Proモデルは今年後半からとなっています。
また、uni、STAEDTLER、wacom、LAMYと提携し、各社オリジナルデザインのSペンおよびSペンProも用意されているとのことです。
【訂正・2021/1/16 00:38】
上記部分は、各社オリジナルデザインのペンではなく、各社の特定のスタイラスペンにも対応とのことでした。訂正してお詫びいたします。
ちなみにS21 Ultraは、Noteシリーズのように本体内に収納はできませんが、収納が可能なフリップケースが89.99ドル(約9,300円、Sペン付き)、シリコンケースが69.99ドル(約7,300円、Sペン付き)にて用意されています。
Galaxy S21+
- Snapdragon 888/Exynos 2100
- 6.7インチ1,080p(FHD+) AMOLEDディスプレイ(パンチホール)画面輝度最大1,300 nits
- 120Hzリフレッシュレート(48~120Hz)
- Gorilla Glass Victus
- 8GB RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,800mAhバッテリー、25W有線、PD3.0、15Wワイヤレス、4.5Wリバースワイヤレス充電に対応
- 画面内指紋認証(超音波式)
- リアカメラ:12MPメイン(f/1.8 1/1.76 OIS)+64MP望遠(f/2.0 1/1.76 OIS 光学1.1倍 ハイブリッド3倍 最大30倍)+12MP超広角(120° f/2.2 1/2.55)8K24FPS、4K60/30FPS
- インカメラ:10MP(f/2.2 1/3.24)4K60/30FPS
- ステレオスピーカー(AKG)
- IP68
- 161.5×75.6×7.8mm、202/200g(mmW/sub6)
今回発表されたS21シリーズの中で、中間のモデルとなるGalaxy S21+。ディスプレイ解像度やバッテリー容量、カメラなどでS21 Ultraと比べスペックダウンが見られますが、中華スマホで差別化されがちな充電速度など一部スペックが変わらない点は好印象と言えるでしょう。
Galaxy S21
- Snapdragon 888/Exynos 2100
- 6.2インチ1,080p(FHD+) AMOLEDディスプレイ(パンチホール)画面輝度最大1,300 nits
- 120Hzリフレッシュレート(48~120Hz)
- Gorilla Glass Victus、背面プラスチック
- 8GB RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,000mAhバッテリー、25W有線、PD3.0、15Wワイヤレス、4.5Wリバースワイヤレス充電に対応
- 画面内指紋認証(超音波式)
- リアカメラ:12MPメイン(f/1.8 1/1.76 OIS)+64MP望遠(f/2.0 1/1.76 OIS 光学1.1倍 ハイブリッド3倍 最大30倍)+12MP超広角(120° f/2.2 1/2.55)8K24FPS、4K60/30FPS
- インカメラ:10MP(f/2.2 1/3.24)4K60/30FPS
- ステレオスピーカー(AKG)
- IP68
- 151.7×71.2×7.9mm、171/169g(mmW/sub6)
S21シリーズ最小モデルとなるGalaxy S21。S21 UltraとS21+で0.1インチ差であったディスプレイは、S21+より0.5インチ小さい6.2インチとなり、その分バッテリー容量は4,000mAhに。その他、充電速度やカメラなど基本スペックはS21+とあまり大差は有りません。
またGalaxy端末は、Galaxy Knoxと呼ばれる端末にプリインされたセキュリティフレームワークが特徴的ですが、今回Galaxy S21シリーズ発表に際し新たなセキュリティ機能として、ギャラリーアプリで位置情報の削除が可能となり、さらに共有後に画像削除ないし閲覧期限が設定可能な「Private Share」が発表されています。
約8.3万円から
カラーはGalaxy S21 Ultraがファントム(以下ファントム省略)シルバー、ブラックの2色。S21+がブラック、バイオレット、シルバー、ピンクの4色。S21はバイオレット、グレー、ホワイト、ピンクの4色。
また、特定の国・地域ではSamsung.com限定色として、S21 Ultraにファントム(以下略)チタニウム、ネイビー、ブラウン、S21+にはゴールド、レッドが用意されています。
また、今回発表のあったS21シリーズ全てが1月29日より販売開始となっており、気になる価格は以下の通りです。
Galaxy S21 Ultra
- 12GB+128GB 1,199.99ドル(約12.4万円)
- 12GB+256GB 1,249.99ドル(約12.9万円)
- 16GB+512GB 1,379.99ドル(約14.3万円)
Galaxy S21+
- 8GB+128GB 999.99ドル(約10.4万円)
- 8GB+256GB 1049.99ドル(約10.9万円)
Galaxy S21
- 8GB+128GB 799.99ドル(約8.3万円)
- 8GB+256GB 849.99ドル(約8.8万円)
充電器は付属せず
ケーブルは付属するものの、充電器は時代の流れか付属せず。ただ、最高でも25W充電と比較的W数が低いため、既に充電器を所持しているというユーザーはあまり心配する必要はないかもしれません。
S21+が202g!?
何でこんなに重いの!?
いや、まあ、Zenfone7より軽いけど
あと、microSDXCカード非対応の噂、まじだったのか
ストレージ128GB→256GBにするのに5000円
256GBのmicroSDXCカード買えるよ