写真はGalaxy Note10
興味はあるが、値段が高くて手が出せなかった方に朗報です。
サムスンがGalaxy Note 10の低価格モデル「SM-N770F」を開発中、ヨーロッパでレッドとブラックの2つのカラーバリエーションが発売される予定であるとSammobileが報じています。
「SM-N770F」の存在が判明したのは先月9月。SM-に続く「N」はGalaxy Noteシリーズであることを示しており、「F」はヨーロッパ向けのモデルであることが型番から読み取れます。
そして、この「SM-N770F」がNoteシリーズの低価格モデルとされる最大の根拠は、SM-Nに続く「7」という数字です。
SM-N「7」が採用された一番最近のGalaxyスマートフォンは、2014年に発売されたGalaxy Note 3 Neo(SM-N750)。この機種はGalaxy Note 3よりもディスプレイ解像度を下げ、チップセットやカメラ性能も低くした廉価版モデルでした。
Galaxy Note10、Note9といった他のGalaxy Noteシリーズには全て、SM-N「9」で続く型番が採用されています。
今回新たに発見された「SM-N770F」が新型Galaxy Note11であるとすれば、SM-N「7」であるのは不自然。低価格版Galaxy Note 10である可能性が十分考えられます。
Galaxy Note10はスタイラスペンを本体内部に内蔵できる数少ないスマートフォンで、紙とペンを使っているかのように気軽にメモができるユニークさを背景に多数のファンがいます。一方、最低10万円以上の定価が、スタイラスペンに興味を持つ新たなユーザーへの門戸を狭めていました。
フラッグシップモデルのS10シリーズにも廉価モデル「S10e」を投入し、コストパフォーマンスに優れたAシリーズを拡充している2019年のサムスンの動向を考えると、低価格版Galaxy Noteは存在していてもおかしくないはずです。
なお、SM-N770Fは、128GBストレージ搭載バージョンが存在すること以外、スペックや価格は一切明らかになっていません。新たなリーク情報が待たれます。
Source: SamMobile
低価格モデルこそ日本にふさわしいのに