サムスンのGalaxy Mシリーズ次期モデル、Galaxy M55のレンダリング画像及びスペックがリーク。
基本的にデザインに変化はない一方で、SoCには2世代型落ちとなるSnapdragon 7 Gen 1を採用し、バッテリー容量もM54より1,000mAh減少したものとなっています。
SoCは一応アップグレード
海外メディアのMSPowerUserにより、Galaxy M55のレンダリング画像(上)及びスペックがリークされており、同スペックは以下の通り。
- Snapdragon 7 Gen 1
- 6.7インチFHD+ Super AMOLED+エッジディスプレイ(中央パンチホール)
- 輝度:最大1,000nits
- 120Hzリフレッシュレート・?Hzタッチサンプリングレート
- 12GB RAM + 128/256GB ROM
- 5,000mAhバッテリー、45W有線充電に対応
- 画面下指紋認証
- リアカメラ:50MPメイン(OIS)+8MP超広角+2MPマクロ
- インカメラ:50MP
- Dolby Atmos対応
- microSDカード対応(最大1TB)
- NFC
- Bluetooth 5.2
- One UI(Android 14)
- 180g
SoCには、2022年5月に発表されたミドルハイのSnapdragon 7 Gen 1を採用。
昨年11月にGeekbenchでその存在が確認されていましたが、今回のリークでその信憑性が高まるものとなりました。
同SoCはサムスンの4nmプロセス(4LPE)製造となり、前モデルのGalaxy M54搭載のExynos 1380は同5nmプロセス(LPE EUV)製造であったため、2世代前のSoCと言えど、一応のアップグレードは果たしています。
なお、このように数世代前のSoCを採用したモデルの例としては、昨年11月発表のGalaxy Jump3(Galaxy M44)などがあり、サムスンにとっては今回が初めてではありません。
その他のスペックにおいては、基本的に最近のGalaxyのミドルレンジモデルによくある仕様となっていますが、最大45Wの急速充電に対応している点は、Galaxy S24シリーズでも依然としてS24が25W対応に止まっている(他2機種は45W)ことを考慮すると、非常に珍しい、はたまた、このリークの信憑性に疑問を呈するもの、と言えます。
またバッテリー容量は5,000mAhと、今日の基準としては十分ながら、M54が6,000mAhであった点を考えると、ダウングレードと言わざるを得ません。ただ当然のことながら、その分重量は減っている(199→180g)ため、バッテリーか重さ、どちらを選ぶか、ということでしょう。
セキュリティ面では、Samsung Knox Vaultを搭載している他、5世代のOSアップデート、そして5年間のセキュリティアップデートが保障されているようです。
発表時期については、現状不明ながら、M53が一昨年4月上旬、M54が昨年3月下旬に発表されているため、非常に近いものと目されています。日本発売に関しては、2022年のM23投入を最後にGalaxy Mシリーズの展開はないため、その可能性は非常に低いです。
Source: MSPowerUser
3万ぐらいならいいんじゃね。ExynosじゃないだけA50よりまとも。